中国で医療・バイオの新会社を設立

ウシオ電機株式会社

From: 共同通信PRワイヤー

2017-01-16 13:00

2017年 1月16日 13:00

ウシオ電機株式会社

ウシオ電機、中国で医療・バイオの新会社を設立
-現地の医療機器技術開発販売会社との合弁で研究開発体制の構築と販路拡大へ-

 ウシオ電機株式会社(本社:東京都、代表取締役社長:浜島 健爾、以下 ウシオ)の100%子会社である牛尾電機(蘇州)有限公司(以下 ウシオ蘇州)と、牛尾貿易(上海)有限公司(以下 ウシオ上海)は、この度、中国の医療機器の技術開発販売会社である生標 (上海)医療器械科技有限公司(本社:中国・上海市、代表者:姜 思維、以下 生標(セイヒョウ))と合弁で、中国において先端医療機器および周辺機器の研究開発・製造・販売会社を設立しましたので、お知らせいたします。

現在中国では、医療保険制度の整備に伴って医療機器の国内製造が推進されるなど、国家施策の後押しによる医療機器の大幅な需要増加が見込まれる一方で、日本メーカーが持つ高い信頼性が依然として支持されています。ウシオはすでに中国において紫外線皮膚治療器や動物用血液検査装置などの医療機器を製造販売※1しており、生標は中国における前癌病変診断の特許と共に、中国政府や医療施設への強固な販路を有しています。

今回の新会社設立により、両社は互いのリソース活用が可能となり、ウシオは中国において医療機器の研究開発体制の構築と販路拡大を進めると共に、新会社を中国のみならずアジアにおけるウシオグループ全体の医療・バイオ事業の重要拠点として位置づけ、多様な市場の要望に迅速に対応できる研究開発・供給体制を構築してまいります。

なお、新会社の社屋および工場は、中国の国家産業構造改革の一環として医療器械イノベーションセンター ※2が置かれている蘇州市高新区に新設し、2017年3月からはウシオがすでに製造販売をしている紫外線皮膚治療器や動物用血液検査装置の取り扱いを開始し、同年7月には新製品の販売を開始する予定です。

【新会社概要】
1. 会社名:牛尾医療科技(蘇州)有限公司
      USHIO Medical Technology (Suzhou) Co.,LTD.
2. 設立:2016年12月
3. 所在地:中国江蘇省蘇州市高新区錦峰路8号江蘇医療器械科技産業園6号楼102室
4. 資本金:1500万元 (約2.5億円)
5. 出資:ウシオ蘇州 60%、ウシオ上海 20%、生標 20%
6. 事業内容:先端医療機器およびコア部品の研究開発、生産、販売および周辺機器の研究開発、生産、販売。


※1 ウシオは2008年に自社の光源を搭載した紫外線皮膚治療器「セラビーム(R)UV308」を開発。現在では世界6ヶ国約500台が使用されています。また動物用血液検査装置の製造販売も行っています。

※2 医療器械イノベーションセンターは、国家産業構造改革の中で蘇州新区が設置した医療特区(医療パーク)内に設立された拠点。当該医療パークには、既に105社、205テーマが採用され、1,400名が従事している。


*  *  *

ウシオ電機株式会社(本社:東京都、東証6925)
1964年設立。紫外から可視、赤外域にわたるランプやレーザー、LEDなどの各種光源および、それらを組み込んだ光学・映像装置を製造販売しています。半導体、フラットパネルディスプレー、電子部品製造などのエレクトロニクス分野や、デジタルプロジェクターや照明などのビジュアルイメージング分野で高シェア製品を数多く有しており、近年は医療や環境などのライフサイエンス分野にも事業展開しています。
(リンク »)

牛尾電機(蘇州)有限公司(USHIO (SUZHOU) CO., LTD.)
2003年設立。ウシオグループにおける中国の製造拠点の一つで、主にエレクトロニクス、医療、FA分野に向けた光応用製品の製造を行っています。

牛尾貿易(上海)有限公司(USHIO SHANGHAI, INC.)
2003年設立。ウシオグループとして中国大陸に初めて設立した販売会社で、主にグループ取扱い製品の輸入・販売を行っています。
(リンク »)

生標 (上海)医療器械科技有限公司
2016年7月に設立。「前癌病変診断」の特許を保有。当該特許関連製品の臨床体制構築と販売を行っています。

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