株式会社タニタ
飲酒時のアルコールチェックを新しいエチケット習慣に
アルコールチェッカー「EA-100」を2月1日に発売
健康総合企業の株式会社タニタ(東京都板橋区前野町1-14-2、社長・谷田千里)は、飲酒エチケットの向上に役立つアルコールチェッカー「EA-100」を2月1日に発売します。息を吹きかけるだけで手軽に呼気中のアルコール濃度をはかれ、自身の酔いの状態が分かるのが特徴。飲酒時や翌朝などに測定することで、一人ひとり個人差のある酔いの状態や適切な飲酒量を客観的に把握でき、健康的な飲酒や飲酒エチケットの向上に役立てることができます。カラーは「ネイビー」と「ホワイト」の2色で、価格はオープン。飲酒の機会が多いビジネスパーソンをメーンターゲットに、2色合計で年間10万台の販売を計画しています。
2014年6月に「アルコール健康障害対策基本法」が施行されました。不適切な飲酒の影響による心身の健康障害は、本人のみならず、家族への影響や社会問題を生じさせる危険性が高いとして、国や自治体による様々な防止対策や支援活動が行われるようになっています。アルコールと上手に付き合い、健康的な飲酒を心がけるためには、まず自身や身近な人の適切な飲酒量を客観的な数値として知ることが重要です。今回発売する本商品を使用して時間経過ごとに変化する呼気中のアルコール濃度を把握すれば、適切な飲酒量を推定できます。また、飲酒した翌朝にチェックすることで、前日の飲酒量が自身にとって適切だったのかどうかを振り返ったり、口臭ケアを促してエチケット向上に役立てたりすることも可能です。
使い方は簡単です。センサーキャップを引き上げると自動的に電源が入ります。吹きかけ口に向かって4-5秒間息を吹きかけるだけで測定は完了し、呼気中のアルコール濃度が表示されます。測定範囲は0.00-0.50mg/Lで、0.05mg/L単位の測定が可能です(0.05mg/L未満は0.00mg/L表示)。タニタの家庭用アルコールチェッカーでは初めてメモリー機能を搭載。前回値と交互に表示したり、前回値との増減比較を分かりやすく矢印で表示したりできます。これにより、飲酒時の呼気中アルコール濃度の推移が、直感的に把握しやすくなっています。大きさは幅32mm、高さ105mm、奥行17mmで、重量は約31g(本体のみ)。外観にもこだわり、薄型で胸ポケットなどに入れてさりげなく携帯できるとともに、持ちやすく操作しやすいスマートなデザインに仕上げました。
本商品は、アルコール検知器の技術や品質の向上、普及啓発を行う国内唯一の団体である「アルコール検知器協議会(J-BAC)」の検定準拠品※となっています。タニタでは今後も第三者機関の認定を受けた高精度、高品質な商品の提供を通して、健康飲酒の啓発に取り組んでいきます。また、本商品は新しいエチケット習慣を提案するタニタの新ブランド「エチケットチェッカー」シリーズの一つとして展開します。アルコールチェックを健康飲酒のためだけではなく、「大人のエチケット」として定着させていくことで、飲酒マナーの向上に貢献していきたいと考えています。
※アルコール検知器の市場拡大に伴い、品質面で劣った商品が流通していたり、誤った解釈をして正しい使い方ができていなかったりするケースが散見されるようになっています。このためアルコール検知器協議会では、ユーザーにとって分かりやすい選択基準を提供することを目的に認定制度を創設。商品の性能や技術要件、品質管理体制、利用者・販売者に対する説明内容やその分かりやすさなど16項目について検査し、条件を満たした商品について認定を行っています。
お問い合わせにつきましては発表元企業までお願いいたします。