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【ヘルシンキ2017年1月31日PR Newswire=共同通信JBN】
VRScore PCは、VRヘッドセット、PCおよびラップトップの客観的なパフォーマンスおよびレイテンシー比較を可能にする
Basemarkは31日、DirectX 12をサポートする世界初のVRベンチマークとなるVRScore PCを発売した。VRScore PCは、バーチャルリアリティー(VR)アプリケーションにおけるPCとHead Mounted Display(HMD)のレンダリング・パフォーマンスおよびレイテンシーを計測する。VRScore PCはDirectX 11もサポートするため、DirectX 12をサポートしないPCおよびHMDとの広範な比較も可能になる。
VRScore PCによって、ユーザーは現実世界のゲームエンジンと現実世界のゲームプログラミング技術を使用するプロ向けに設計されたVRアプリケーションの支援を受けて、コンピューターがさまざまなHMDを使用してどのようなパフォーマンスを発揮するかを評価することができる。さらに、ユーザーは特許申請中のBasemarkのVRTrek計測デバイスを活用することによって、HMDのレイテンシーを計測することもできる。この分析のあと、ユーザーはオンライン・リザルトサービスのPower Boardに接続し、自らの結果と他のシステムの結果を比較することができる。
Jon Peddie Researchのジョン・ペディー社長兼創設者は「VRシステムのパフォーマンスを評価することはレイテンシーを定期的にチェックすることで初めて可能になる。なぜなら、人間はスクリーンに表示されているものと脳が予測するものとの間のほんのちょっとした遅延にも気付くからである。ずれがあれば、ほとんどの人は吐き気が起きるか、気分が悪くなる。BasemarkのVRScoreとVRTrekの方式でレイテンシーを計測する強力なツールをようやく入手できて大変うれしい。これによって業界は標準規格を設定し、これまで以上に機能的なVRシステムを実現することが可能になる」と語った。
Basemarkは客観的なベンチマークを開発するために、AMD、インテル、NVIDIAなど主要な業界企業と緊密に協力した。さらにVRScore PCは現実世界のゲームエンジンであるCrytek GmbHのCRYENGINEを活用し、コードネームでSkyharborと呼ばれるCrytekが開発した高品質なゲーム同様のワークロードを搭載している。
オーダーおよび追加情報
VRScore PC CorporateとCorporate Premiumは即時出荷が可能。Basemarkは今後、消費者向けのVRScore PCを発売する。オーダーないしは追加情報についてはウェブサイト (リンク ») を参照。
▽Basemarkについて
Basemark Oyは株式非上場の企業でフィンランドのヘルシンキに本社を置いている。Basemarkは業界をリードするシステム・パフォーマンスおよび電力消費分析ツールを開発し、AMD、イマジネーションテクノロジー、インテル、NVIDIA、Qualcomm、ルネサス、サムスンなど世界の大手半導体およびOEM企業によって採用されている。世界で評価されている同社の製品ポートフォリオには、VRScore、Basemark GPU Vulkan、Basemark ES、Basemark Web、Basemark OS、Basemark Xなどがある。Basemarkはフィンランドのヘルシンキに本社を構えている。
詳細はウェブサイト (リンク ») を参照。
Basemark、VRTrek、VRScoreはBasemark Oyの商標ないしは登録商標である。ここで言及したその他すべてのブランドはそれぞれの所有者の財産である可能性がある。
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ソース:Basemark
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