静岡市
いちご海岸通りのいちご狩りシーズン到来
いちご娘がいちご海岸通りでお出迎え
静岡市の国道150号、通称「いちご海岸通り」で、「石垣いちご狩り」が始まった。「石垣いちご」は、山の斜面を利用して栽培する静岡市だけの栽培方法。全てのいちごに太陽の光があたりやすく、石垣の間に苗を植えることで、温かく冷めにくい状態で成長させることができる。主に栽培されている「章姫」は、酸味が少なく、糖度の高い味と、粒が大きいのが特長。風物詩となっている「いちご娘」が、週末には海岸通り沿いにズラリと並び、観光客を出迎えている。
静岡市は、徳川家康が晩年を過ごした地で知られており、国道150号線沿いにある久能山には、家康を祀る「久能山東照宮」がつくられ、古くから参拝客で賑わっている。その久能山の麓では、昭和41年、参拝者にいちごを食べてもらおうと「石垣いちご農園」を解放したのが「観光いちご狩り」の始まりと伝えられている。
「平均的に寒くなり、良い天気が続くと、味の良い元気ないちごが育ちます。今年も順調にいちごが育っていますよ」と、静岡・久能苺狩り組合の川崎組合長。2~3月をピークに、5月まで国内外からの観光客で賑わいをみせる。問い合わせは、静岡・久能苺狩り組合・マル豊いちご園、054-237-1877、 (リンク »)
お問い合わせにつきましては発表元企業までお願いいたします。