企業の約80%は10以上のビジネス用モバイルアプリを使用

MobileIron

From: 共同通信PRワイヤー

2017-02-14 09:38

企業の約80%は10以上のビジネス用モバイルアプリを使用

AsiaNet 67328(0157)

【サンフランシスコ、マウンテンビュー(米カリフォルニア州)2017年2月14日PR Newswire=共同通信JBN】
*MobileIronが新たなMobile Security and Risk Reviewを発表
*リポートには最も使用されているビジネス用アプリのリストやAppleのVPPやDEPの採用率も掲載

Mobile Security and Risk Reviewの第3版によると、ビジネス用モバイルアプリの使用は急増し、10以上のビジネス用アプリを使っている企業は全体の80%近くを占めている。サンフランシスコで開催されている2017 RSAカンファレンス(2月13-17日)でMobileIron(NASDAQ:MOBL)が14日発表したこの半年ごとのリポートは、ITセキュリティのリーダーたちにビジネス用モバイルアプリの現状、モバイル脅威の状況、直面している新たなリスクに関するタイムリーな情報を提供する。

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MobileIronのLead Security Architectであるジェームズ・プラフ氏は「MobileIronは、モバイルアプリとデータがビジネスワークフローを動かすための基本となるという考えに基づき設立された。Mobile Security and Risk Reviewの第3版では、アプリはビジネスにとって重要なだけでなく、世界中の従業員が、プレゼンテーションやスプレッドシートなどかつてはデスクトップに任せられた業務の一部をアプリに依存していることを示している」と述べた。

詳細はRSAのMobileIronのブース(N3108)を訪問、および (リンク ») でリポートをダウンロード

Mobile Security and Risk Reviewの第3版では、2016年上半期のデータが更新され、企業コンプライアンスの失敗、不正侵入されたデバイス、ブラックリストに登録されたトップのアプリ、データ損失リスクなど新たなモバイル分野の脅威が取り上げられている。同リポートには以下の点が初めて含まれている:
*最も人気のエンタープライズ(企業用)アプリ
*AppleのVolume Purchase Program (VPP) やDevice Enrollment Program (DEP) の採用率
*ベルギー、フランス、ドイツ、日本、スペイン、英国、米国に加えオーストラリアとオランダのエンタープライズセキュリティー動向
*政府に加え、ヘルスケア産業や金融サービス産業に関する詳細な情報

▽エンタープライズアプリの現状
MobileIronのグローバルな顧客ベースの79%は10以上のエンタープライズアプリをインストールしている。約5分の1(18%)はVPPを使用してユーザーへのビジネス用アプリの展開を簡素化している。この割合は、ヘルスケア(29%)と政府(25%)の部門ではかなり高い。全体の13%は、企業モバイルデバイス群のコントロールがより強くなるDEPを使用している。DEPを使用すると、企業は企業所有の管理対象デバイスに対してより厳しい制限を適用することができる。ヘルスケア機関の約4分の1(22%)がDEPを使用している。

▽世界で最も人気のあるビジネス用アプリ
Mobile Security and Risk Reviewは初めて、最もよく使われているモバイルビジネスアプリのリストを掲載している。上位10のアプリは以下の通り。

1. Webex
2. AnyConnect
3. Concur
4. Adobe Acrobat
5. Pulse Secure
6. Keynote
7. Numbers
8. Pages
9. Google Maps
10. Word

▽ブラックリスト・アプリ上位
企業によりコンシューマー・アンマネージド・アプリとしてブラックリストに挙げられる上位10アプリは2016年第2四半期から第4四半期にかけ変化があった。Netflix、Outlook、Whatsappなどが新たに上位10入りした。2016年第4四半期の上位10アプリは以下の通り:

1. Angry Birds
2. Dropbox
3. Facebook
4. Whatsapp
5. Twitter
6. Skype
7. OneDrive
8. Outlook
9. Netflix
10. Google Drive

プラフ氏は「ある消費者アプリが広範な消費者に採用されている場合、IT部門はそれが企業データにアクセスできる可能性があることを理由に、時にはそのアプリをブロックする。IT部門は自分たちが管理していないアプリでは企業データを保護することができない」と語った。

▽モバイルマルウエアが増大
2016年末には、Mobile Security and Risk Review第2版( (リンク ») )には存在しなかったハイプロファイルの脆弱性と新しいマルウエア・ファミリーに悩まされた。これらマルウエアの攻撃の重大性と複雑巧妙化は前例のない水準まで増加した。顕著な例は以下の通り:
*The Godless Malware:85万のデバイスに感染
*HummingBad Malware:8500万のデバイスに感染
*QuadRooter:推定9億のデバイスで検出された
*Gooligan:100万のGoogleのユーザーアカウントに不正侵入

▽モバイルエンタープライズセキュリティーの現状
モバイルマルウエアの複雑巧妙化が進む一方で、企業は高度に規制された業界であっても、モバイルセキュリティーのベストプラクティスを改善することはほとんどなかった。2016年第4四半期のセキュリティ関係ハイライトは以下の通り:
*ポリシー実施:企業の約半分(45%)はデバイス・ポリシーを実行していなかった
*時代遅れのポリシー:企業の約30%は少なくとも1つの時代遅れのポリシーを保有
*行方不明のデバイス:企業の44%には少なくとも1つの行方不明のデバイス
*OSアップデート:OSアップデートを実施したのは企業のわずか9%
*不正侵入されたデバイス:企業の11%には企業データにアクセスする不正侵入されたデバイスがある

プラフ氏は「モバイルセキュリティーは、多くの組織にとってまだ新しいコンピテンシーであり、彼らの内部セキュリティーポリシーやプロセスは技術に追いついていない」と述べた。

▽Mobile Security and Risk Reviewについて
Mobile Security and Risk Review第3版は、2016年10月1日から12月31日までの間に集計された顧客が共有する匿名使用状況データに基づいている。

▽MobileIronについて
MobileIronは世界中の企業のモバイルファーストを実現する基盤を提供している。詳細は以下のウェブサイトを参照:www.mobileiron.com

ソース:MobileIron

▽問い合わせ先
Sara Day
MobileIron
sara@mobileiron.com
+1-650-336-3123


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