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【アムステルダム2017年2月16日PR Newswire=共同通信JBN】モバイル・ファーストの国際決済ネットワーク企業のTerraPayは16日、欧州とアフリカを基盤とする大手送金企業のMoneyTransおよびナイジェリアの先駆的決済・金融サービス企業のPagaと提携し、スペインからナイジェリアのモバイルウォレットへ国際送金できるサービスを開始したと発表した。
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いまや、スペインにいるナイジェリア人は最寄りのMoneyTransに行き、Pagaを経由してナイジェリアのどの携帯電話番号へも送金できるようになった。受け取る側はナイジェリア国内の1万1000店以上のPaga代理店で資金を引き出したり、現金自動預払機(ATM)でキャッシュカードなしに引き出すことができる。受け取った資金を請求書の支払いや携帯電話の通話時間の購入にあてたり、ナイジェリアのほかの電話番号や銀行口座へ送金することも可能だ。
携帯電話主体の国境を越えた送金サービスはスペインで既に導入されている。今後数週間のうちにベルギー、フランス、イタリアでも順次開始される。
MoneyTransのジェレミー・デ・スメット最高執行責任者(COO)はこの機会を捉えて「アフリカでのモバイル送金サービスを可能にするという大きな前進ができて、とてもうれしい。TerraPayは強力なソリューション構築と、アフリカで長年培った主力技術インフラの活用を提供する良い位置にいる」と語った。
TerraPayのアンバー・シュール創業者兼最高経営責任者(CEO)は「ナイジェリアはアフリカ最大の海外からの送金受け取り国であり、TerraPayのような企業に幅広い機会を与えている。MoneyTransやPagaとの今回の提携はナイジェリアでの送金受け取りで中心的役割を果たし、手数料の低下や送金時間の短縮を促進し、利用者には便利となるだろう」と述べた。
Pagaの共同創業者のジェイ・アラブラバ氏は提携について「スペイン・ナイジェリア間の安全な送金を可能にする上でTerraPayやMoneyTransと協力できて満足している。われわれがともに立ち上げる幾つかの重要な送金ルートではこれが第1弾である。Pagaの営業地域の広さに、TerraPayとMoneyTransの国際送金分野での実証済みの能力を加え、ナイジェリア人のために国内と渡航先でシームレスで使いやすいサービスを提供していく」とコメントした。
ナイジェリアは海外からの送金が多い国として世界で6番目だ。世界銀行によると、2015年にナイジェリアへの送金額は210億ドルに上った。
▽問い合わせ先
Sundeep Mehta
Global PR Manager
TerraPay, Netherlands
E-mail- contactus@terrapay.com
ソース:TerraPay
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