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【ドバイ(アラブ首長国連邦)2017年2月17日PR Newswire=共同通信JBN】
*すべての政府機関にX-Units(Xユニット)を創設し、まず政府企業において破壊的イノベーションを受け入れ、-次いで未来の政府、すなわち破壊的で、機敏で、反復的で、設計中心の政府に向けて動き、-すべての政府機関に対し1カ月以内にブレークスルーとラディカルなムーンショットを提供するための体系的な計画を策定することを求める世界で初の政府。
Dubai Future Foundation(ドバイ未来財団)理事会長のハムダン・ビン・ムハンマド・ビン・ラシド・マクトム・ドバイ皇太子は17日、ドバイ首長国を他のすべての都市よりも10年先行させるためのDubai 10X(ドバイ10X)計画の策定に、ドバイ政府指導者全員とともに着手した。
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皇太子は「ムハンマドはもはや単にナンバーワンであることは受け入れない。われわれは他のすべての都市よりも10年先を行きたい」と語った。
皇太子は「政府というものは伝統的に、変革に抵抗し、破壊的なイノベーションを最後に採用することになる官僚組織として世界中に知られている。未来は、実験室で作られ、テストされるさまざまなアイデアや野心の集合であり、10X はドバイを、未来の政府のための世界最大の実験室に変えるものだ」と述べた。
Dubai 10Xは、ドバイ政府に他のすべての都市よりも10年先を行くという使命を設定している。10X(Xは実験的、枠にとらわれない、未来志向、指数関数的思考を象徴する)という名称はそこから来ている。
皇太子はDubai 10Xについて「未来はラディカルな変革を好む者たちのものであり、マイナーな漸進的な改良を行う者たちのものではない。未来は私たちに対し現在のように辛抱強くはない。今日、私はすべての政府幹部と職員に対し、破壊的イノベーションを採用し、漸進的かつマイナーな改良ではない彼らの使命を提供するための新たな、創造的な、真に破壊的なアプローチやテクノロジーを模索するよう呼びかける」と表明した。
皇太子はまた「他のすべての政府よりも10年先行するのに成功するためには、われわれ全員が創造的破壊の文化を採用し、それにより、われわれのツールやシステムを強化するだけでなく、思考様式を刷新、グレードアップし、破壊を受け入れることにオープンになる必要がある」と語った。
ドバイ政府機関は1カ月以内に次の3つの特別な要素のための計画を策定するよう求められている。
(1)各政府機関にそれぞれ独立のX-Unitsを創設。各X-Unitはそれぞれの組織の慣行を破壊し、その使命を超えて提供する組織独自のムーンショット・ソリューションを開発する方法を模索する必要がある。
(2)それぞれの使命を提供するための試行的で大規模な破壊的組織構造、システム、テクノロジー。各機関はまた、従来の組織構造、政府組織のヒエラルキーを見直し、再考し、創造的なイノベーションや破壊を容易にする新たな構造を模索する必要がある。
(3)破壊的ソリューションとの協力と促進および規制面の障害除去:ドバイの住民に対しより幸せな生活を送ることを可能にするサービスをラディカルに提供する真に破壊的な企業やスタートアップと連携するためのプロセスや方法を開発。こうした破壊的企業が直面している規制面の障害は、これらの企業が途切れなく業務を遂行できるよう取り除かれねばならない。
皇太子は最後に、「われわれは社会のための現実的で、インパクトのある10X の幸福な成果を達成し、ムーンショットを提供するためのプラットフォームとなるユニコーン政府を確立したい」と付け加えた。
ソース:Dubai Future Foundation
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