EnterpriseDBがデジタルビジネスの新基準を創造する、EDB Postgres Platform 2017の発売を開始

EnterpriseDB

From: 共同通信PRワイヤー

2017-02-20 10:14

EnterpriseDBがデジタルビジネスの新基準を創造する、EDB Postgres Platform 2017の発売を開始

AsiaNet 67419 (0200)

【ベッドフォード(米マサチューセッツ州)2017年2月20日PR Newswire=共同通信JBN】
*オープンソースベースのデータベースとツール・アップデートは、高速な分析、大規模な統合、より大きなデータセットと強力で高性能な構成をサポートする

デジタルビジネスのためのデータベース・プラットフォーム企業であるEnterpriseDB(R) (EDB(TM))( (リンク ») )は16日、EDB Postgres(TM) Platform 2017の一般向け提供の開始を発表した。EDB Postgres Platformは、初の統合的なオープンソースベースのデータベース管理プラットフォームで、構造化と非構造化データの管理に必要なすべてのコンポーネントを単一のプラットフォームにまとめることができる。同プラットフォーム2017年版は、高度な分析とデータ統合のサポートを強化することで、各組織や企業が意思決定を向上させ、新たな収益機会を開拓し、生産性を高めることを可能にする。

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EnterpriseDBの製品開発担当上級副社長のマーク・リンスター博士は「EnterpriseDBは、現代のDevOps(デブオプス)に必須の柔軟性、容易なプロビジョニングにより、企業が必要としている機能、性能、信頼性を企業に与えることで、デジタルビジネスの新たな基準を創造した。EDB Postgres Platform 2017は、高性能なPostgresインフラストラクチャーのために特別に設計された統合ツールの性能や能力を向上させた。その結果が、今日のデジタルビジネス・アプリケーションの厳しく、複雑なワークロードへのサポートを可能にする強力で統合されたアーキテクチャーである」と語った。

新しいEDB Postgres Platform 2017は企業の能力を向上させる以下のようなテクノロジー強化を行った。

*厳しいワークロードと複雑な分析をサポート
*大きなマルチテラバイト・データ・セットを容易に管理
*地理的に分散されたワークロードをサポートする柔軟なデータベース群(クラスター)を構築
*レガシーシステムを容易に統合し、広範囲のワークロードをOracle(R)から当社の互換性のあるテクノロジーへ移行

EDB Postgres:成功の計量化
新たなEDB Postgres Platform 2017へのEnterpriseDBの研究開発投資は、デジタル・イニシアチブを推進しようとする多くの企業が直面する課題に対処するものである。

IBMの電力エコシステム・戦略担当副社長のテリ・バーニグ氏は「各企業は、今日のデータの大洪水状況から競争力のあるビジネス価値を引き出し、実行する、機敏で柔軟なデータ管理ソリューションを求めている。われわれは、EDB Postgres Platformが顧客のデジタル変革イニシアチブ推進を支援するのに必要なスピード、規模、信頼性を提供すると信じており、われわれは顧客の価値を最大化する高性能サーバー・ソリューションとしてIBM Power Systemsを提供することをうれしく思う」と述べた。

デジタル変革を達成することは、企業が新たなレベルのデータ統合と洞察を実現する。最近の研究では、企業などの組織がそのインフラストラクチャーをデジタル変革することにより実現することができた成功の例を数量化して示している( (リンク ») )。Harvard Business Reviewは最近、「What Companies on the Right Side of the Digital Business Divide Have in Common」(1)( (リンク ») )と題する調査の概要を明らかにした。この調査は、複数の主要産業にわたり、米国の証券取引所に上場している平均収益34億ドルの企業344社を対象に実施された。3年間の平均でみると、デジタル・リーダー企業(トップ25%に入る企業)が55%の粗利益率を上げたのに対し、デジタル・ラガード企業(ボトム25%に入る企業)は37%の粗利益率にとどまった。営業利益率や売上高利益率でも同様のパターンを示した。企業はいかなる課題をも克服し、デジタル・リーダーに向けて前進しなければならず、さもなければ重大な結果を招くことになることを示している。

同記事は「われわれの調査は、これらのリーダーたちが異なる戦略的な考え方でデジタル機会にアプローチし、異なった運営モデルにより機会を実行に移していることを示唆している。データと分析は明らかにキーとなる。主導的な企業はより包括的なデータ取得戦略を持っており、そのデータ・プラットフォームに基づき競争企業との差別化を図っているようだ」と指摘した。

EDB Postgres:デジタルビジネスの新たな基準
EDB Postgres Platformは、情報技術( (リンク ») )、保険、金融サービス( (リンク ») )、政府 ( (リンク ») )、ヘルスケア( (リンク ») )、製造業 ( (リンク ») )、電気通信など幅広い産業にわたり、フォーチュン誌500社、フォーブス・グローバル2000社から幅広く市場に受け入れられた。

例えば電気通信産業( (リンク ») )では、競争圧力が大きな変化をもたらした。テレコム各企業は、デジタル機器の絶え間ない増加、供給サービスのビジネスモデルの変化に直面する一方、従来のボイスやメッセージ製品は画一的に商品化され、値下げ圧力にさらされた。その結果、テレコム企業は、業務を近代化し、大きな効率と柔軟性を追求し、機敏に機能できるようベンダー・ロックインを減らし、コストを削減するために、オープンソースのテクノロジーを採用することに積極的になった。

EnterpriseDBは、米国の最大手の地域無線キャリア(通信会社)の1つ(「Carrier」)を含む世界中の多くの主要なテレコム企業と提携している。Carrierは、ほかのテレコム業界の企業と同様の理由で、より開かれたオープンソース・ソフトウエアを採用する企業イニシアチブを打ち出した。Carrierは、同社データセンターのオープンソースベースのソフトウエアの最初の候補として、100TBの重要なアプリケーションを現行のシステムであるOracle(R)ExadataからEDB Postgres PlatformおよびCloudera(Hadoop)に移行させることを選択した。

OracleからEDB Postgres Platformへの移行により、アプリケーションの運用コストが数百万ドル削減された。従来のコスト高のシステムに代わり、低コストでオープンソースベースのデータ管理ソリューションであるEDB Postgres PlatformとClouderaが導入されたためだ。移行は、EnterpriseDBが迅速な成功を保証するためにこのプロジェクトを管理運営し、2週間で完了した。

▽EDB Postgres:主要アップデート
EDB Postgres Platformはさまざまなデータベースで統合を実現するとともに、非構造化およびリレーショナル・システムのトランザクション・データによって、NoSQLソリューションからの非構造化データのコーミングをサポートする。このプラットフォームは以下の2つのデータベース・サーバーバージョンを選択できる。(i)オープンソースPostgreSQLデータベースであるEDB Postgres Standard Server(ii)拡張されたエンタープライズクラスの性能、スケーラビリティー、セキュリティー機能・能力を備えるオープンソースPostgreSQLであるEDB Postgres Advanced Server。2017年バージョンの主要な拡張とアップデートは以下の通り。

*EDB Postgres(TM)Advanced Server 9.6:水平および垂直方向のスケーラビリティーの性能の向上・進歩によって、データベースはより大きく、複雑な分析ワークロードをサポートする能力が増強される。EDB Postgres Advanced Server 9.6に搭載されるパラレルクエリーによって、分析と従来のトランザクションナル・オペレーションを組み合わせることができる。EDB Postgres Advanced Serverは大きなスケールアウト性能、高可用性のために同期データレプリケーションにおいても進歩している。この結果、組織はEDB Postgres Advanced Serverを展開し、大きなトランザクション・レート、大きなデータベース、高い分析必要性があるワークロードをサポートすることが可能になる。

さらに、EDB Postgres Advanced Serverは、OracleのようなDBMS Advanced Queuing機能であるDBMS_AQを搭載し、アプリケーション間のメッセージングを可能にする。例えば、トランザクショナル・システムはDBMS_AQのおかげで、出荷、在庫、サプライチェーン・システムとの通信が向上する。EnterpriseDBは、組織がデータベースを移行できるようにOracleとの互換性を保つ方法でDBMS_AQを開発した。しかし、すべての組織は、Oracleを使用しようがしまいが、あるいはOracleから移行しようがしまいが、この機能のおかげでアプリケーション統合をより容易に実現できる。EDB Postgres Advanced Server 9.6は、ネスティッド・サブプロシージャーとOracleスタイルのパラレルヒントも搭載している。

*EDB Postgres(TM)Replication Server 6.1:統合スイートの一部であるEDB Postgres Replication Server 6.1は、EDB Postgres Platform 2017に統合されている。今日のデジタルビジネス・アプリケーションにとって不可欠な機能である、複数の場所での同期のためのツール性能の向上のためのアップデートを新たに搭載したEDB Postgres Replication ServerはOracle 12c、SQL Server 2012および2014と互換性があり、ユーザーがEDB Postgresを活用する機会を増加させる。

企業は戦略的に自らのアーキテクチャーとアプリケーションによるレプリケーションを利用するため、高度な性能と柔軟性を備えるレプリケーション・ツールを要求し始めた。データベースとツール向けにEnterpriseDBが開発した新機能はこの新規需要に対応する。

*EDB Postgres(TM)Backup and Recovery 2.0:ツールのManagement Suiteの一部としてEDB Postgres Platformに統合されたEDB Postgres Backup and Recovery 2.0は、データベース管理者向けの新しい強化機能を搭載している。新しく精度が上がったことで、複雑さを増す分散型インフラストラクチャーを管理し、高い稼働率を維持しようと努力するデータベース管理者はプロセスをより容易かつ迅速に処理できる。

例えば、新機能の1つはブロックレベルでの増分バックアップで、これは前回のバックアップから変化したものだけをバックアップすることによって、バックアップに必要な時間を短縮する。これによって、データベース管理者はさまざまなバックアップ・シナリオをテストできる大幅に柔軟性を獲得できる。

▽EDB Postgres:価格、販売、ソフトウエア・ダウンロード
EDG Postgres Platform 2017はサブスクリプションベースで利用可能で、これにはデータ管理ソリューション・コンポーネント、サポート、ソフトウエア・アップデート、EDB Postgresパートナー・ネットワークの大部分へのアクセスが含まれる。EDG Postgres Platformはベアメタルのほかに、コンテナ環境を含んだ仮想環境、パブリック、プライベート、ハイブリッド環境に展開することができる。EDB Postgresはオープンソースで標準規格ベースであり、Linux、Windowsなどさまざまなディストリビューションを含めすべての主要オペレーティング・システム(OS)で動作する。

EDB Postgres Platform 2017の詳細は2月23日のウェビナー「Advances in Postgres Set New Digital Business Standard」に参加を。

EDB Postgres Platform 2017を始めるには、EDB Postgres Advanced Serviceをウェブサイト (リンク ») からダウンロードするか、電子メールsales@EDBPostgres.com で問い合わせを。

▽EnterpriseDB(R)(EDB(TM))について
デジタル事業向けのデータベース・プラットフォーム企業であるEnterpriseDB(R)(EDB(TM))は、最新のアプリケーション、クラウド・リプラットフォーミング、アプリケーション・モダニゼーション、レガシーマイグレーションを提供する。EnterpriseDBはハイブリッド・クラウド管理、データ統合、データウエアハウジング向けのエンタープライズ技術およびインフラストラクチャーを統合する。同社の顧客は最も信頼でき高性能で柔軟、かつオープンでコスト効率に優れたデータ管理プラットフォームを利用することによって恩恵を受ける。EnterpriseDBは米マサチューセッツ州ベッドフォードに本社を置き、世界中に16のオフィスを構えている。詳細はウェブサイト (リンク ») を参照。

EnterpriseDBはEnterpriseDB Corporationの登録商標であり、EDBおよびEDB PostgresはEnterpriseDB Corporationの商標である。その他の名称は全て各所有者の商標である。

▽報道関係問い合わせ先
Nancy Scott
EnterpriseDB
+1 781.357.3090
Nancy.Scott@EntrpriseDB.com

CairbreSugrue
Sugrue Communications
+44 (0)1932 429 779
Cairbre@Sugruecomms.com

(注1)Robert Brock, Marco Iansiti, and Karim R. Lakhani, What Companies on the Right Side of the Digital Divide Have in Common (Harv. Bus. Rev., Jan. 31, 2017)

ソース:EnterpriseDB

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