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【香港2017年3月14日PR Newswire=共同通信JBN】
Milbank, Tweed, Hadley & McCloy LLPは、モンゴル政府が実施した6億ドルの国債交換提案・新規発行で、ディールマネジャー兼初回購入者としてのクレディ・スイスとJPモルガンに助言した。
この案件は極めて厳しい経済状況の中で成功を納めた。モンゴルはこの1年間、経済成長の鈍化に絡んで資金繰り問題に直面した。同国経済が依存するコモディティの価格が低下したのが主因だった。政府はまず、救済計画で国際通貨基金(IMF)から仮承認を得て、それによって国債交換提案・新規発行が市場で弾みがついた。
極めて厳しい締め切り期限やIMFとの交渉続行、モンゴル開発銀行(DBM)債の償還期日である2017年3月の急接近などの難問にもかかわらず、ほぼすべての政府目標を達成するというかなり有利な条件で、取引は成功を収めた。発行済みのDBM債は約4億7600万ドルの新国債に交換され、1億2400万ドルの新国債が資金を得るために発行された。発行済みDBM債を保有する80%以上の人が、利回り8.75%の新国債との交換に応じて融資を続けることに合意した。一方、資金獲得ための新国債は106.016%のプレミアムで発行された。調達資金は残存するDBM債の買い戻しに充てる。
香港のMilbankチームはキャピタル・マーケッツ担当パートナーのジム・グランドルフォ氏が取りまとめた。カウンセルのポール・ペリー氏、シニアアソシエーツのカート・シャーウッド氏、アソシエーツのアダム・ハイド氏、ヨーク・ウー氏もチームに参加した。
グランドルフォ氏は「厳しい経済状況だったが、モンゴル政府はわが社のクライアントのクレディ・スイスとJPモルガンの支援を得て、IMFと国際投資家層の懸念をうまく乗り越え、限られた時間枠ですべての目標を達成できた。モンゴル政府、国家としては信じられないほどの局面打開であり、長期の持続的な経済回復に向けて強い基盤ができたと思う。このような国家重要案件でクライアントのクレディ・スイス、JPモルガン、モンゴル政府を支援できたことを喜んでいる」とコメントした。
▽Milbankについて
Milbank, Tweed, Hadley & McCloy LLPは世界中のクライアントに革新的な法務サービスを提供する国際的な大手法律事務所。150年前にニューヨークで創業したMilbankは北京、フランクフルト、香港、ロンドン、ロサンゼルス、ミュンヘン、サンパウロ、ソウル、シンガポール、東京、米首都ワシントンにオフィスがある。ミルバンクの弁護士は各業務、各事務所と連携し、世界の主要な商業、金融、産業の各法人、機関、個人、政府のそれぞれの戦略目標の達成を助けている。詳しい情報はwww.milbank.com を参照。
担当: Jocelyn De Carvalho
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ソース:Milbank
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