クラリベイト・アナリティクスが新しい製品スイートを発表

クラリベイト・アナリティクス(Clarivate Analytics)

From: 共同通信PRワイヤー

2017-03-16 16:35

クラリベイト・アナリティクスが新しい製品スイートを発表

AsiaNet 67826 (0392)

【フィラデルフィア2017年3月16日PR Newswire=共同通信JBN】
*研究者の次の標的医薬品選定でリスクを削減、時間を節約
*Drug Research Advisorは、わずか1つのツールでクラス最高の可視化と分析を通じてより速いアクセスと十分な情報に基づいた意思決定を可能にする

創薬の分野では、前臨床開発のためのターゲット(標的)を選定することが難しく、適切な標的を選定することは創薬の全プロセスの中でおそらく最も重要なステップである。この標的選択プロセスにおいて最初のステップを誤ると、非常にコストが高くつく可能性がある。Centre for Medicines Research(CMR、医薬品研究センター)によると、2015年に新薬候補を第I相から市場にまで成功裏に進ませる可能性は、すべての治療領域にわたり10%未満で、第II相および第III相での試験の半数以上においてその効力が失敗の理由となっている。

こうしたリスクや関連のコストを削減するため、クラリベイト・アナリティクス(Clarivate Analytics)による新しい前臨床ワークフロー・ツール・スイートであるDrug Research Advisorがいまや利用可能となった。Drug Research Advisorは、前臨床研究の主要なステップを単一のクラウドベースのワークフローに統合し、意思決定向上を可能にする情報へより迅速にアクセスできるようにする。Drug Research Advisorにより、ユーザーはClarivate Analytics Integrity(SM) およびMetaCore(TM)製品で、手動で選択された重要なコンテンツタイプを、1つのツールで最新の可視化と分析を使用して検索し、調べることができる。

Drug Research Advisorの最初のアプリであるTarget Druggabilityは、医薬品、生物学、実験、競争力に関する情報を単一のインタラクティブなサーチ(検索)ツールに統合することにより、標的の識別、選定リサーチをサポートする。クラリベイトのデータ科学者らが、特定の疾患に向けた標的の選定を評価し、それらにベストないし第1級の可能性の高い順にスコアをつける特定のスコアリング・アルゴリズムを組み込んだ。このスコアリング・システムは、選定プロセスを従来の12週間から30分弱に削減するのに役立っている。

効率が良くなることで、製薬企業はより多くの標的を検討し、自社のポートフォリオに最も適した標的を選ぶことが可能となり、不適格な標的にかける時間と費用を省くことができる。この結果、コスト面で数百万ドルを節約でき、さらに重要なのは、各企業が人命を救うことができるより多くの医薬品を市場にもたらすことができることだ。

クラリベイト・アナリティクスのDiscovery & Translational Science Products部門の責任者レオ・ラファティホワイト氏は「次の第1級の治療法の開発のための機会を特定する際に評価すべき多くの要因を検討する際に、研究者たちは通常、徴候ないし経路など標的の状況を迅速に評価しなければならないという課題に直面する。Target Druggabilityアプリケーションは、きわめて複雑なデータをよりビジュアルで、使いやすくすることにより顧客の日々のワークフローを簡素化する」と述べた。

▽このアプリの稼働方法
Target Druggabilityを使用して、ユーザーは条件および標的すなわち医薬品の検索を開始し、迅速な検索結果としてその条件に関連する標的の数が表示される。これらの結果には、分子および標的ファミリーのタイプ別にビジュアルな分析が伴っている。便利なカラーコーディング(色識別)、グルーピング、サイジングが、これらの標的を取り巻くメタデータを示すのに利用することが可能だ。メタデータには、この標的によって1つの医薬品が到達した最高フェーズ、アクティブVSノンアクティブ・プログラム、標的の分子タイプ、バイオマーカー、動物モデル、遺伝学的証拠のレベルなどが含まれる。

Photo - (リンク »)

ここから、ユーザーはリスクのレベル-新規か実績のある標的か-を評価し、標的周辺の証拠を検索する自前のスコアリング・アルゴリズムに基づいて結果のランク付けを開始することが可能となる。

単一の標的レベルに向かう際は、ユーザーは、手動でキュレートした情報の付属サマリーなど関連の標的に関する情報の再検討を開始することができる。

▽顧客の声
実際に開発段階の医薬品標的の58%は2社以上の企業がすでに研究中であり、新しい研究標的を選定することは、競争社と全く差別化し、プロセスのスタート時点からニッチ(隙間市場)を見出す必要があり、リスキーなビジネスとなっている。

このことが、クラリベイトが製品の設計段階で顧客とコミットした理由である。そして彼らからのフィードバックは極めてポジティブだ。

提携参加者の一人でActelion社のSenior Lab Head Cardiovascular and Fibrosis R&D Biologyであるパトリック・シーバー氏は「Target Druggabilityにより、諸条件や他社との競争など創薬標的の状況に関する概要を迅速につかむことができる」と述べた。

また別の参加者であるVertex Pharmaceuticalsの上級リサーチサイエンティスト、デーブ・デニンガー氏は「Target Druggabilityは、意思決定の正しいコンテクストを提供することにより、新医薬品開発のための標的を選定するプロセスで研究者をサポートすることができる」と語った。

DRA Drug Research Advisor - Target Druggabilityは最近、Fierce Innovation Awards( (リンク ») )の最終選考トップ5に選ばれた。

Target Druggabilityの詳細、またはデモの予定設定は以下を参照。
( (リンク ») )

▽クラリベイト・アナリティクスについて
クラリベイト・アナリティクス(Clarivate(TM)Analytics)は、世界中の顧客に信頼の置ける知見や分析を提供することでイノベーションを加速させ、新しいアイデアのより迅速な発明・発見、保護、事業化を可能にする。トムソン・ロイターのIP & Science事業を前身とする当社は、科学・学術研究、特許分析・規制基準、医薬品・バイオテック情報、登録商標保護、ドメイン・ブランド保護、知的所有権(IP)管理に注力する一連の主要なサブスクリプションベースの事業を保有し、運営している。クラリベイト・アナリティクスはいまや4000人以上の従業員を擁し、世界100カ国以上で事業展開する独立会社であり、Web of Science(TM)、Cortellis(TM)、Thomson Innovation(TM)、Derwent World Patents Index(TM)、CompuMark(TM)、MarkMonitor(R)、Techstreet(TM)など有名ブランドを保有している。詳細な情報については当社ウェブサイトClarivate.com( (リンク ») )を参照。

Logo - (リンク »)

ソース:Clarivate Analytics

▽問い合わせ先
Heidi Siegel
Clarivate Analytics, Director, External Relations
+1 215 823 5646 (o)
+1 215 356 4504 (m)
heidi.siegel@clarivate.com
Jennifer Figueroa
Clarivate Analytics, Media Relations
jennifer.figueroa@clarivate.com
+1 203.824.6261

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