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ストックホルム(スウェーデン)、2017年3月22日/PRニュースワイヤー/ --
米国のステファン・マカフリー教授が、国際水法の進化と進歩的認識への圧倒的な貢献で2017年Stockholm Water Prize受賞者に選ばれました。
カリフォルニア州サクラメントにあるパシフィック大学マックジョージ・スクール・オブ・ロー(University of the Pacific, McGeorge School of Law)の著名な法律学教授ステファン・マカフリー(Stephen McCaffrey)氏は、最も尊敬を集める国際水法の権威です。彼の研究は学者、弁護士、政策立案者らに影響を与え続け、持続可能で平和的な国際共有水域管理に貢献しています。
受賞の知らせを受けたマカフリー教授は、次のように語りました:「Stockholm Water Prize受賞のことを知り、文字通り息をのみました。この名誉ある賞に選ばれたことは、光栄であると同時に身の引き締まる思いです。しかし、誰でも人に支えられていますから、私のために道を開いてくれた人々に深く感謝しています」
Stockholm Water Prize指名委員会は、表彰文の中でマカフリー教授を次のように評価しています。「マカフリー教授は国際水法における学術的貢献と共に、この分野における先駆的なリーダーとしての役割を果たして来ました。その中でも特に、条約の交渉に関する重要な研究、著書『国際河川水路法(The Law of International Watercourses)』を含む学術的業績、専門家としての法律上のアドバイス、賢明な助言、様々な利害関係者間の複雑な交渉の訓練とファシリテーションなどを提供するリーダーシップという3つの専門分野で独自の貢献をしました。」
マカフリー教授はアフリカ、アジア、ヨーロッパ、中南米などにおける国際河川水路に関する交渉で各国の法律顧問をしました。淡水資源をめぐる潜在的な対立を自ら直接体験したものの、彼は依然として楽観的であり、国境を越えて共有されている淡水は概して対立よりも協力を促進することを示す研究の存在を挙げています。
SIWI(Stockholm International Water Institute)事務局長のトルグニー・ホルムグレン氏は、「国際水域管理、水法、外交の分野で研究、調査、実践する人は、私たちが今では当たり前だと思っている多くの法的概念や原則の発展にマカフリー教授が貢献していることを意識せずにはいられません」と述べました。
Stockholm Water Prizeを後援するスウェーデンのカール16世グスタフ国王陛下は、2017年世界水週間期間中の8月30日にストックホルムで行う王室授賞式においてステファン・マカフリー教授に賞を授与します。
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ハッシュタグ: #StockholmWaterPrize
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rowena.barber@siwi.org
情報源:Stockholm International Water Institute
(日本語リリース:クライアント提供)
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