ロンドン・タクシー・カンパニー、3億ポンドの新工場操業開始

ロンドン・タクシー・カンパニー(LTC:London Taxi Company)

From: 共同通信PRワイヤー

2017-03-23 15:36

ロンドン・タクシー・カンパニー、3億ポンドの新工場操業開始

AsiaNet 67903 (0431)

【コベントリー(英国)2017年3月22日PR Newswire=共同通信JBN】
ロンドン・タクシー・カンパニー(LTC:London Taxi Company)は、英国初となる航続距離延長型の電気自動車生産に特化した工場が正式に操業開始したと発表した。コベントリーのアンスティにある最新鋭の自動車工場において、世界初の特化型大量市場向け電気タクシーが生産されることとなる。

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ジーリー(Geely)の完全子会社であるLTCは、この新施設と同施設で生産され全世界に輸出される次世代のロンドン・タクシーに3億英ポンド以上を投資してきた。LTCのこの投資と拡大は200人のエンジニアと30人の訓練生を含む1000以上の雇用を創出した。

新施設は年間2万台以上の生産能力を持ち、これらの車両は世界最良の超低排出商用車になるという1つのタスクのために設計・特化されたものである。タクシー車両は、実績のあるVolvo Car電動パワートレーン・システム技術と新しいEV軽量プラットフォームによる部品を採用する一方、世界中で認知されている象徴的なデザイン遺産を保持する。この新しいEVアーキテクチャーを導入した関連車種も予定されている。

この工場で生産されるすべての車両に同社史上最も厳格な試験レジームが実施される。それぞれのテスト車両は、あらゆる都市で走行できるようしばしば極限の条件下となる約50万キロを走行する。このプログラムによりLTCは、要求度の高い日々の走行サイクルに特化して設計された最高水準の品質・信頼性とユーザビリティを備える世界トップクラスの都市型商用車を提供できる。

このまったく新しい電気タクシーは2017年第4四半期にロンドンで、その後2018年初めに全世界での発売を予定している。新車両は同社従来のタクシーに比べ、きわめて競争力が高く大幅に低燃費となる。

この新工場および車両を支えるテクノロジーは最新鋭のものである。LTCの特化型タクシー開発における遺産と専門知識を生かしながら、ボルボ・カーズを含むジーリー・グループ傘下のメンバーと共に開発を進めてきた。

このパートナーシップにより、車椅子のアクセシビリティー、高いレベルの操縦性といった車両の主要な特徴を保持しながら、乗客用6座席を備えた広い室内空間と高度に洗練された電動ドライブトレーン等の新仕様の導入が実現した。

ロンドン・タクシー・カンパニーのクリス・ガビー最高経営責任者(CEO)は「今日はロンドン・タクシー・カンパニーの再生を記念する日だ。当社は世界中の都市をゼロエミッションで走行し、ドライバーのランニングコストを下げる特化した都市型商用車をデザインし製造するという単一のビジョンを掲げる企業である」と述べた。

ソース:London Taxi Company

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