米国でのセキュリティサービスに機械学習技術を導入

脅威検知の精度と速度を向上

NRIセキュアテクノロジーズ株式会社

2017-02-14 11:00

NRIセキュアテクノロジーズ株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:小田島 潤、以下「NRIセキュア」)は、同社が北米で提供するマネージドセキュリティサービス「NeoSOC(Security Operation Center)」(以下「本サービス」)において、新たに機械学習技術を利用した独自のログ分析を導入し、2017年2月13日に米国にて提供を開始しました。これにより、サイバーセキュリティに対する高度な脅威への対応能力を向上させることが可能となります。
今回導入した機械学習技術は、複数の機械学習アルゴリズムによる統計的モデルを利用し、ネットワーク通信分析するもので、北米で提供されている本サービスに組み込まれます。これにより、NRIセキュアの専門家によって24時間365日行われている脅威の検知・調査および対応の精度と速度が向上します。また、以前は検知できなかった脅威に対しても、その可能性を検知し分析することによって迅速に対応ができるようになります。
機械学習技術の導入により強化された本サービスの主な特長は、以下のとおりです。
•未知のマルウェアをより高精度に検出:従来のブラックリスト方式を掻い潜るために、攻撃パターンを変化させ続けるマルウェアの検出能力を向上させます。
•予防的な脅威検知を実現:日常の正常なアクセスパターンを学習しておくことで、それから大きく逸脱した異常なアクセスを、脅威の可能性のあるアクセスとして検出します。これにより、過去の攻撃パターンからだけでは判定が難しい、未知の脅威についても検知できるようになります。
•誤検知率の低減:正常なアクセスパターンを学習することにより、そのアクセスが正常なものであると判定する際の精度を高め、誤検知を低減します。

NRIセキュアは、今後も最新技術を導入し、セキュリティ脅威の検出精度およびサービスの向上に努めていきます。さらに、企業・組織の情報セキュリティ対策を支援するさまざまな製品・サービスを提供し、グローバルにおける安全な情報システム環境と社会の実現に貢献していきます。
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