昭和女子大学(東京都世田谷区 理事長・総長:坂東眞理子)現代ビジネス研究所の研究チームは、4月14日(金)に「首都直下型地震発生時の食事について~日常の食料の備蓄・非常時の調理法~」を開催する。これは、災害時の食の備えをテーマに、首都直下型地震発生時の食事について学ぶもの。学生と研究員による災害時の調理の実演やパネルディスカッションを行う。
現代ビジネス研究所の研究チームは、大規模震災で水道・電気・ガスが止まった自宅のキッチンで日常に近い料理をつくる工夫と、その際に役立つ食材について研究。非常食の準備ではなく、日頃から食材を多めに備蓄・必要な量を消費するローリングストックを検証し、冷蔵庫内の生鮮食料品を使用した災害時レシピを考案した。食べ慣れた味をいかに再現できるかを実験し、日本最大のレシピサービス「クックパッド」の「昭和女子大非常食のキッチン」のページで情報を公開している。
このたび同研究所は、熊本地震の発生から1年となる4月14日に、「災害時の食の備えを」テーマとしたイベントを開催する。第1部では、行政(世田谷区)、震災に備え食のプロジェクトを進めるNPO、東日本大震災・熊本地震被災地への支援に取り組む企業を交えたパネルディスカッションを、第2部では、大規模震災時に必要な食料の備蓄(ローリングストック)の紹介やその調理実演を行う。この2つを通じて、災害への備えを自分のこととして捉えてもらうことがねらい。詳細は以下の通り。
◆首都直下型地震発生時の食事について~日常の食料の備蓄・非常時の調理法~
【日 時】 4月14日(金)18:30~
【場 所】 昭和女子大学 学生食堂ソフィア
【主 催】 昭和女子大学現代ビジネス研究所
【後 援】 世田谷区・熊本県
【協 賛】 アサヒグループホールディングス株式会社
【参加費】 無料
【定 員】 70名 先着順に受付
【内 容】
[第1部]パネルディスカッション「過去の震災に学ぶ、平常時からの食の準備」
●コーディネーター: 矢代晴実 防衛大学校・教授
●パネリスト
志村有司 元世田谷区総合支所 地域振興・防災担当係長
小林陽子 NPO法人健康フォーラムけやき21理事
松沼彩子 アサヒグループホールディングス株式会社CSR部門
古田土俊男 昭和女子大学現代ビジネス研究所特別研究員
[第2部]調理実演「災害時の調理テクニック」
学生と研究員により調理の実演
(参考)
クックパッド「昭和女子大非常食のキッチン」: (リンク »)
昭和女子大学現代ビジネス研究所サイト: (リンク »)
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