JPRSが『JPドメイン名レジストリレポート2016』を公開

株式会社日本レジストリサービス(JPRS)

From: Digital PR Platform

2017-03-29 11:01


株式会社日本レジストリサービス(以下JPRS、本社:東京都千代田区、代表取締役社長 東田幸樹)は、本日、JPドメイン名の登録管理業務に関する2016年の年次報告書、『JPドメイン名レジストリレポート2016』を公開しました。

本レポートは、インターネット社会の基盤を支える高い公益性と競争力が必要とされるドメイン名の登録管理業務について、JPドメイン名のレジストリ(登録管理組織)であるJPRSが、その活動内容を広く一般に公開することがインターネットの一層の健全な発展に資することになるとの考えに基づき、2004年より毎年公開しているものです。

JPRSは2016年も、JPドメイン名の登録管理サービスを支える「信頼性」「安定性」「利便性」「経済性」の四つの柱のバランスを適切に保ちながら、それぞれをより高度なものにすることに努め、さまざまな取り組みを行いました。

・利用しやすいサービスへの取り組み

JPドメイン名全体の累計登録数は、2017年1月1日付で145万件を超えており、さまざまな場面で活用されています。2016年は、より利用しやすいJPドメイン名サービスを提供するため、属性型JPドメイン名の登録対象組織の拡充などを行いました。また、更なるドメイン名へのニーズに対応すべく、ドメイン名の安全性や信頼性を向上させる新たなサービスについての検討・開発を進め、JPRSサーバー証明書発行サービスを開始しました。

・JPドメイン名のレジストリの知見を活かした取り組み

国内外のイベントや会合においてドメイン名やDNSに関連する情報発信、理解促進のための活動を実施しました。新gTLD導入に際して懸念された名前衝突問題に関するICANNの最終報告書の日本語解説を作成・公開した他、JPRSの技術者が共著者となったRFCが発行されるなど、インターネットにかかわるさまざまなコミュニティとの連携を継続し、積極的な貢献を行いました。

・インターネット教育支援に関する取り組み

教育現場におけるインターネット関連教育の必要性が高まる中、インターネットの仕組みについて学べる小冊子を全国の教育機関へ無償配布する活動を7年連続で実施し、累計20万冊以上を配布しました。また、中学・高校生によるWeb作品制作コンテストにおいてドメイン名の無償提供を行った他、高校生のキャリア教育を目的とした企業訪問学習にも協力しました。

・インターネット基盤への信頼や安定に関する取り組み

2011年に発生した東日本大震災以降、改めてインターネット基盤への信頼や安定が求められています。JPRSでは、罹災時におけるサービス継続性の確保と運営基盤の強化のため、関西に設置した業務拠点及びレジストリシステムの完全二重化のためのディザスターリカバリサイトを活用したサービス復旧体制の強化を進め、手順書の整備や実践的な訓練を行いました。また、研究・開発を主な目的とする新gTLD「.jprs」を活用し、大規模災害時のインターネット継続利用に関して、電力系通信事業者8社との共同研究を実施しました。

JPRSは、今後もネットワークの基盤を支える企業として、インターネットの発展に寄与し、人と社会の豊かな未来を築くことに貢献するため、よりよいサービスの提供に努めてまいります。

------------------------------------------------------------------------
■株式会社日本レジストリサービス(JPRS)
(リンク »)

ドメイン名の登録管理とドメインネームシステム(DNS)の運用を中心としたサービスを行う会社。2000年12月26日設立。JPRSはネットワークの基盤を支える企業として、インターネットの発展に寄与し、人と社会の豊かな未来を築くことに貢献することを企業理念として活動しています。
------------------------------------------------------------------------
■参考URL

1. 『JPドメイン名レジストリレポート2016』公開のお知らせ
(リンク »)
(2017年3月29日公開)

2. JPRSの発表文書

 1. JPRSおよび電力系通信事業者7社による共同研究の実施
  (リンク »)
 (2016年1月18日公開)

 2. JPRSが「第18回全国中学高校Webコンテスト」に協賛し、JPドメイン名の利用体験を提供
  (リンク »)
 (2016年2月22日公開)

 3. JPRSの技術者が著者となったRFCが発行
  (リンク »)
 (2016年3月1日公開)

 4. JPRSが名前衝突問題に関するICANNの最終報告書の解説書を公開
  (リンク »)
 (2016年4月7日公開)

 5. JPRSが「JPRSサーバー証明書発行サービス」を4月26日より提供開始
  (リンク »)
 (2016年4月26日公開)

 6. JPRSが無償配布している「インターネットの仕組み」を学べるマンガ小冊子 教育機関への配布数が20万冊を突破
  (リンク »)
 (2016年7月4日公開)

 7. JPRSが新潟県立糸魚川高等学校の訪問学習に協力
  (リンク »)
 (2016年10月6日公開)

3. DNS関連技術情報
(リンク »)

------------------------------------------------------------------------
■本件に関するお問い合わせ先

株式会社日本レジストリサービス(JPRS)広報宣伝室
TEL: 03-5215-8451 FAX: 03-5215-8452
E-mail: press@jprs.co.jp
(リンク »)
〒101-0065 東京都千代田区西神田3-8-1千代田ファーストビル東館13階

------------------------------------------------------------------------

本プレスリリースは発表元企業よりご投稿いただいた情報を掲載しております。
お問い合わせにつきましては発表元企業までお願いいたします。

【企業の皆様へ】企業情報を掲載・登録するには?

御社の企業情報・プレスリリース・イベント情報・製品情報などを登録するには、企業情報センターサービスへのお申し込みをいただく必要がございます。詳しくは以下のページをご覧ください。

ZDNET Japan クイックポール

所属する組織のデータ活用状況はどの段階にありますか?

NEWSLETTERS

エンタープライズコンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]