30代からの「目疲れ老眼」を簡単リセット!紫外線、花粉、乾燥…目に過酷な春こそケアが大切

ウーマンウェルネス研究会 supported by Kao

From: Digital PR Platform

2017-04-10 14:55


「ウーマンウェルネス研究会 supported by Kao」は、公式サイト『ウェルラボ』( (リンク ») )にて、新たなコンテンツを発表しています。以下にご紹介いたします。
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女性の健康力向上を通した社会の活性化への貢献を目指す『ウーマンウェルネス研究会 supported by Kao』(代表: 対馬ルリ子/産婦人科医)では、首都圏在住の20代~50代の男女889 人(男性:445名/女性:444名)を対象に、「目疲れ」に関する意識調査を実施いたしました。
その結果、日常的に目の疲れを感じている人は全体で75.9%に及ぶことがわかりました(グラフ1)。また、仕事でパソコンやスマートフォンの画面を4時間以上見ている割合は、30代が最も多く56.5%、次いで50代が53.5%、20代・40代はともに約45%でした。中でも、「就労後に目の疲れを感じる」「週のはじめよりも終わりに目の疲れを感じる」
割合は、20代・30代で高いことがわかりました。
新生活がスタートする春は、過ごしやすい気候の反面、空気の乾燥や紫外線量の増加、花粉の飛散など目への刺激も多く、目にとって過酷な季節です。目疲れをケアして快適な新生活をむかえましょう。

■「目疲れ老眼」に要注意!
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スマートフォンや長時間のパソコン作業等、近くを見続けることによって目が疲れると、目のまわりの筋肉(毛様体筋)が疲労し、一時的に目のピント調節機能が低下します。すると、目がかすむ、文字がぼやけるといった老眼に似た症状が起こります。これを、ウーマンウェルネス研究会では「目疲れ老眼」と名付けました。「目疲れ老眼」は、老眼が始まる前の30代に起こりやすいものですが、目疲れを予防・解消することで回復させることができます。
眼精疲労に詳しい眼科専門医の後藤英樹先生は、『2000年代に入ってから、パソコン等を使用するVDT(Visual Display Terminal)作業の長時間化や、スマートフォンやタブレットの普及により、身体や心の不調を訴える事例が目立ってきました。最近では「スマホ老眼」という言葉も耳にするようになりました。』と、目疲れを引き起こしやすい視覚情報化社会を懸念しています。更に、近年画面のバックライトがLEDに変わり、ブルーライトの光源を凝視するようになったことを指摘し『ブルーライトは、可視光線の中で最もエネルギーが強く、網膜まで届くことがわかっています。人間の目は強度の強い光源光を見続けることに耐えられるようにはできていないので、かなりの負担がかかっているはずです。現代人は幼い頃からデジタル機器に触れていて、生活環境の中でも室内照明、テレビや携帯電話といった光源の刺激に曝露されています。これらが原因で不眠や生体リズムの狂いなどにも影響があります。』と注意喚起をしています。

■「目疲れ老眼」でピント調節力が低下
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目疲れにより、一時的に目のピント調節力が低下する「目疲れ老眼」。「目疲れ老眼」には夕方になって目のピント調節力が低下する「夕方老眼」や、週末に向けて目疲れが蓄積し目のピント調節力が低下する「週末老眼」、「スマホ老眼」があります。また、目疲れすると「ドライアイ」の症状も起こりやすくなります。

グラフ5・6は、40歳Sさんの一日及び一週間の目のピント調節力を測定した結果です。パソコン作業等で夕方に大きく低下し、目の疲労がたまる金曜日に顕著に低下していることがわかります。

■既に「老眼」の人も疲れ目に要注意!
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加齢とともに目のレンズの役割をする「水晶体」が硬くなると、「水晶体」の厚みを調節する目の周りの筋肉「毛様体筋」も衰えて、近くが見えづらくなります。これが「老眼」です。ほとんどの人が40歳を過ぎた頃から自覚しはじめます。最初は、夕方や週末だけに見えづらさ感じ、目を休めれば回復していたのに治らなくなっていくプロセスで、60歳頃までにじわじわと進みます。老眼の人が老眼鏡をかけないで我慢したり、目疲れのケアをしないでいると、ますます目疲れが悪化してしまいます。更に、肩こり、頭痛、吐き気、といった不調にもつながります。

■身体の不調に影響を及ぼす目疲れ
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後藤先生は、目疲れが心身の不調に影響を及ぼすことを指摘し、『目に負担がかかる生活が続くと、睡眠をとっても、目の痛みや充血、眩しさを感じるようになります。「たかが疲れ目」と侮っていると、頭痛や肩こり、めまい、吐き気を感じるようになります。更に、精神的な症状が現れる場合もあり、イライラ、不安感、倦怠感を感じ、ひどくなると不眠を伴うようになります。』とコメントしています。
調査でも目疲れの症状がある人は、“寝つきが悪い”“目覚めが悪い”といった睡眠に関するトラブルを感じていることがわかっています。また、目疲れの症状がない人に比べ、“頭や脳が疲れたと感じる”人は約3倍、“頭の重さ・だるさ”、“日中の眠気・集中力の低下を感じている”人は、ともに2倍以上に及びます。

まずは「目疲れ老眼」チェックをしてみよう!
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朝と夕方に、目元から33cm離した所で、新聞や文庫本の文字を見て、見え方をチェックしましょう。
朝よりも文字がぼやけたり、かすれたりしていたら、目のピント調節力が低下したことが考えられます。老眼とは違い、目疲れ老眼は解消することができます。
後藤先生は、『一番効果的なのは目を温めること。目疲れを毎日リセットすることが大切です。』とコメントしています。

手軽にできる「目疲れ老眼」対策

【対策1】 蒸気で目元を温める 約40℃の蒸気で10分温めて、目疲れをその日のうちにリセット!
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目疲れはためこまず、蒸しタオルやホットアイマスクで温めて、毎日こまめにリセットすることが大切です。

VDT作業を行った後、目を約40℃の蒸しタオルで10分間温めると、ピント調節力が改善することがわかりました(夕方老眼への効果)。また、目疲れがたまりやすい金曜日は、5日前の月曜日に比べ顕著にピント調節力が低下していますが、同様の方法で目を温めたところ、ピント調節力の改善がみられました(週末老眼への効果)。また、ドライアイの症状が改善することもわかっています。

【対策2】 身体も目もストレッチ!筋肉をほぐして血めぐりUP!
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首や肩の凝りを取ることは、特に疲れ目をすぐに解消したい時に効果的です。肩を回す、首を左右にストレッチする、軽く目のくぼみや、肩の上部をマッサージすると、筋肉の緊張がほぐれます。また、目を酷使した後には意識的にまばたきをすることも大切です。まぶたにギュッと力を入れ、パッと力を抜くという
「ギューッパッストレッチ」は、涙腺が刺激され目に潤いを与える効果があるとともに、目の周りの筋肉のストレッチにもなります。

【対策3】 目に負担をかけずにパソコンやスマートフォンを使う
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パソコンやスマートフォンは、画面の明度(輝度)とコントラスト彩度(色見)を最大値の1/2~1/3程度に調整すると目にやさしくなります。ブルーライトグラスやブルーライトカットフィルターを使用することもおすすめです。また、スマートフォンの画面を見る時には、無意識のうちに目を近づけてしまいがちです。なるべく大きな画面で、明るさや文字の大きさを調整し、目に負担がかからないように注意しましょう。

【対策4】 目にやさしい生活を心がける
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パソコンやスマートフォンの画面を凝視していると、身体を動かす機会もなくなりがちです。また、現代は印刷物だけではなく、モニター画面やスマートフォンなど、近くのものを見る機会が多くなっています。時にはIT機器から離れ、温泉でリラックスしたり、キャンプやハイキングで自然に親しむと、遠くを見る機会を増やすことにもなるため、目にとって大変良いことです。また、外出時は目の表面や角膜、結膜にダメージを与え、白内障の原因にもなる紫外線から目を守る帽子やサングラスの使用がおすすめです。

<参考資料>
目疲れの原因
ピント調節に係る筋肉「毛様体筋」の疲労
目は、近くを見る時にはレンズを厚くしてピントを合わせようと、目の周りの筋肉のひとつ「毛様体筋」が緊張します。この状態が長く続くと、毛様体筋のコリが生じ、ピント調節力が低下し、かすんで見えるなどの症状が出やすくなります。

ドライアイの原因
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マイボーム腺の詰まり
人は1分間に約14回のまばたきをしているといいます。目を開いていると目に痛みを感じ自然にまばたきをしますが、モニターやスマートフォンをじっと凝視していると目の痛みに鈍感になり、1分間に5回程度に減ってしまいます。まばたきをすると目の表面に涙の膜がつくられ、目の乾燥を防ぐことができます。涙は3層構造になっていて、一番表面側
の油の層が水分を防ぐ膜となり、ドライアイを防ぐ重要な役割を担っています。この油は目の周囲にあるマイボーム腺という
小さな穴から供給されていますが、まばたきが少なくなると十分に出なくなります。油の層に覆われなくなった水の層(液層)はむき出しになり蒸発し、ドライアイ、眼精疲労の悪化につながります。

>>夕方になると目力がダウン…目もとの印象をアップする即効目疲れ解消法 
(リンク »)

>>スマホにゲームに受験…子どもの目疲れが加速中!?
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