ホテル椿山荘東京(東京都文京区・総支配人:本村 哲)では、蛍の飛翔前の行動としての「上陸」(さなぎになるため、水中から陸に上がる)を、4月7日(金)の夜に目視で確認できました。本年も5月中旬頃から、蛍の美しい飛翔を皆様にお楽しみいただける予定です。
蛍の初飛翔の時期は、5月中旬ということは変わらないのですが、ここ3年以下のように早まっており、今年も気温が高まりを見せる場合、更に、飛翔時期が早まる可能性があります。
2014年 5月18日、
2015年 5月16日、
2016年 5月10日 ※昨年も「上陸」の確認は、4月7日でした。
なお、幼虫が陸に上がってから初飛翔までの日数は、日々の気温が関係しているのではないかというミステリアスな仮説があり、ホテル椿山荘東京では、2017年もこの仮説を検証する観測を行います。
夏に飛ぶイメージの蛍ですが、東京では初夏の風物詩として、毎年5月中旬から6月末頃にかけて蛍の飛翔が観測できます。「500度説」(※)を参考に蛍の見頃に是非お出かけください。
積算温度は、ホテルのホームページやSNSで随時更新してまいります。
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◆(※)蛍初飛翔までの仮説「500度説」を検証中
蛍の初飛翔について2010年から「500度説」という仮説を検証する観測を行っています。ゲンジボタルの幼虫は水生で、当ホテルで幼虫が陸に上がるのは、桜(ソメイヨシノ)が散る時期の4月の雨の夜が多いです。その翌日から「1日の平均気温」を積算(加算)していき、500度に達した時に、蛍の初飛翔が観測できるという説です。なお検証を始めた2010年から2012年までは、ほぼ「500度説」通りに初飛翔が観測。しかし、2013年は温度計の故障により欠測。2014年は前日積算温度が521度になった5月18日に初飛翔を観測し概ね実証成功。2015年は626度になった5月16日に初飛翔を観測し、大きく500度を外す結果となりました。2016年は568度の時点で初飛翔を確認。500度に達した5月7日から3日の誤差となりました。果たして500度説の真偽はいかに? 引き続き2017年も検証を続けて参ります。
◆5/19~7/2 「ほたるの夕べ」を開催 ディナーブッフェやレストラン、ステイでも蛍を満喫
宵闇に舞う蛍の光。蛍観賞の前にお楽しみいただく、華やかなお食事やトリートメントプランをご用意いたしました。海の高級食材「鮑」や好評の「ローストビーフ」を主役にした「ほたるの夕べ ディナーブッフェ」や、シェフが蛍の情景を表現したレストランメニュー、特別に閉園後の静けさを取り戻した庭園で蛍を愛でていただける「Private Firefly Night Stay」、大人の夜を演出する「ほたるとスタンダードジャズを楽しむ夕べ」など、この季節限定のプランを各種ご用意いたしております。
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