先日、興味深い詐欺がこちらの記事( (リンク ») )で紹介されました。その名も「八百長詐欺」です。八百長というとスポーツの賭け試合などにおけるインチキのことですが、八百長とマルウェアが一体どう関係しているのでしょうか。
みなさんはパチンコ、スポーツの試合結果、株価などの予測が確実に当たるとしたら、その情報にお金を払いますか。子供の性別や性的嗜好を指定できる方法があるとしたら、その情報にお金を払いますか。どんなに切実でも、やめておいた方が無難です。このような商売は十中八九インチキ、あるいは違法(インサイダーなど)でしょうから。
これらの詐欺を行う人にとって、一番の壁はまず利用者に信用してもらうことです。信用してお金を払ってもらうに至れば、あとは一定の確率でクレームや返金があろうと問題ありません。
掛け試合、ロト、パチンコといったギャンブルでは、一度当たるところを実演してみせれば信憑性が上がります。
パチンコの場合は、無関係の人を「あの席に座って今当てている人がうちのスタッフだ。ただし周りの人にバレるから声はかけないで欲しい。」と紹介します。
ロトや試合の場合は、すでに終わったものをあたかも将来のまだ結果が出ていないものであると利用者に信じこませ、その結果を当ててみせる方法があります。
しかし、今回はマルウェアを利用した八百長詐欺に焦点を当ててみましょう。
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