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【ワシントン2017年6月30日PR Newswire=共同通信JBN】アラスカガスライン開発公社(The Alaska Gasline Development Corporation 、AGDC)は29日、ワシントンで韓国ガス公社(Korea Gas Corporation、KOGAS)と覚書(MOU)を交わした。覚書はプロジェクト投資、開発、運営、その他取り決めを含めて、アラスカLNG(Alaska LNG)のいくつかの分野で協力するため、AGDCとKOGAS両公社の枠組みを設定する。
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Alaska LNGは、アラスカノーススロープの膨大な確定済みの通常の天然ガス資源とアジアの成長中のLNG市場との、直接かつ信頼できるリンクを供給する統合ガスパイプライン・LNGインフラストラクチャー・プロジェクトである。
KOGASは、韓国国営の天然ガス大手企業である。同企業は韓国における主要なLNGバイヤーであるとともに、世界で第2位の企業LNGバイヤーである。同社は4つの再ガス化ターミナルと数千マイルの天然ガスパイプラインを韓国で運用し、さらに世界中の天然ガス・インフラストラクチャーに投資している。
AGDCのキース・メイヤー社長は「MOUは本日、AGDCとKOGASの間で合意に至り、アラスカ州と韓国間の重要な関係の基礎を築いた。KOGASは膨大な天然ガス資源基盤を開発する市場に参入している。アラスカLNGは、アラスカノーススロープの巨大な確定済み天然ガス資源によって支えられ、KOGASの何世代にもわたる需要を満たす十分な立場にある」と語った。
この日のMOUは、決定権を持つ合同委員会を設け、AGDCとKOGAS両社の枠組みを設定し、アラスカLNGの開発に全面参画するKOGASの能力に協力する。MOUで取り組む特定の分野は、プロジェクトにおける韓国の投資、エンジニアリング、調達、プロジェクトのコンポーネントと運営の構築へのKOGASの協力を含む。
メイヤー社長は「AGDCとKOGASによる本日のMOUは、両社にとって有益である。AGDCは、アラスカLNGを国際的に認められた天然ガス・インフラストラクチャー企業へと前進させる機会を取得する。KOGASはアラスカLNGに投資するとともに、プロジェクトの開発と資金手当のすべての面に参画する見通しを得る。MOUは独占的ではなく、AGDCがアラスカのエネルギー・インフラストラクチャーと輸出プロジェクトのタイムリーな開発を確実にするため、他の関係者と協議していることを認めている」と語った。
アラスカガスライン開発公社(Alaska Gasline Development Corporation、AGDC)は、アラスカ州の独立系公社であり、ガスを地域および海外の市場に移送するために必要なインフラストラクチャーの開発を通じて、アラスカの膨大なノーススロープ天然ガス資源の利益を最大化する権利を保有している。最新の情報はwww.agdc.us を参照。
ソース:Alaska Gasline Development Corporation
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