フランスのIT系企業は、「フレンチテック」のラベルのもと、近年大きな存在感を示しています。ラスベガスで今年1月に開催されたCES 2017では、スタートアップ企業を集めた「エウレカパーク」出展社の36%(約180社)をフランス企業が占め、注目を集めました。
今回来日の2社もCESへの参加経験があり、フランスではすでに製品化を果たしています。
参加企業
●MARBOTIC(マーボティック) (リンク »)
モンテッソーリ教育* のメソッドから着想を得た、読み書きと算数が学べる木製スマートトイを開発・販売するスタートアップ。教育関係者や心理学者等、専門家の協力のもと製品を開発しています。カラフルな数字やアルファベットの木製ブロックをタブレットの画面にスタンプしながら、数の数え方、足し算、引き算、アルファベットの形、単語をインタラクティブに学習することができます。iOS およびandroidのタブレットに対応。2012年創業、2015年よりフランス国内で販売されています。対象年齢の目安は3歳以上。
*イタリアの医学博士マリア・モンテッソーリ(1870~1952)により開発された教育方法。木製の教育玩具の使用等、五感を生かした教育を重視する。
●SENSORWAKE(センサーウェイク) (リンク »)
アラームではなく、香りで起こす目覚まし時計を開発・販売するスタートアップ。香りによる心地よい目覚めを提案しています。香料世界最大手のスイス ジボダン社との提携により、本物に近い香りを開発しました。本体に差し込み使用する香りのカートリッジはトースト、エスプレッソ、チョコレート、海辺、草、ペパーミントの6種類。また、日本市場向けに新しい香りも開発中。2014年の「グーグル・サイエンス・フェア」で話題となった目覚ましをもとに、2015年に創業。2016年8月よりフランス国内で販売されています。
このプレスリリースの付帯情報
用語解説
「フレンチテック東京」について
スタートアップ企業の経済的価値と雇用創出への貢献を見据えたフランス政府は、2013年末、これら企業の発展を支援する「La French Tech(フレンチテック)」の推進を決定しました。国外では世界のイノベーション先進都市において展開され、フランス企業のこれら都市への進出および外国スタートアップ企業のフランス進出を支援するものです。2015年6月にニューヨークで始動した「French Tech NEW YORK CITY」に続き、「フレンチテック東京」は2015年10月5日にスタートしました。
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