ベルメゾン生活スタイル研究所「女性の生活意識アンケート調査(第11回)」結果を発表

株式会社千趣会

From: 共同通信PRワイヤー

2017-08-28 13:00

2017年8月28日

株式会社 千趣会

ベルメゾン生活スタイル研究所「女性の生活意識アンケート調査(第11回)」結果を発表
「ワーク・ライフ・バランスが取れている」 前回より2.0ポイント悪化(31.4%)
「配偶者の収入に満足」 (31.4%)、「自分の収入に満足」 (16.7%)に大きな隔たり
~30~50代女性、「幸せ」「ワーク・ライフ・バランス」2012年調査開始以来の最低値更新~

 株式会社千趣会(本社:大阪市 代表取締役社長:星野裕幸 以下千趣会)が運営するベルメゾン生活スタイル研究所では、2012年6月から半年に1回、女性を対象にした生活意識アンケート調査を実施しています。この調査は、女性の幸せ感や、消費、節約意識について聞いた結果を時系列データとしてまとめたものです。2017年6月に実施した調査結果からは、前回(2016年10月)に比べて、ワーク・ライフ・バランスがとれている女性の割合がさらに減少していることや、配偶者の収入と自分の収入の満足度に大きな開きがあることなどから、働く女性たちの実情がうかがえます。

●調査は 2017年6月8日~6月22日にインターネットで実施。30~50代女性 2391名の回答結果を集計

【調査結果サマリー】 
(1)生活全般について   (リンク »)

【1】 自分は幸せ→67.3%(前回比-1.9ポイント)
【2】 家庭や仕事、趣味などバランスのとれた生活ができている→31.4%(前回比-2.0ポイント)
現状の自分が幸せだと思っている人は67.3%で前回より1.9ポイントの減少となり、2012年6月の調査開始以来の最も低い結果になりました。また、家庭や仕事、趣味などバランスのとれた生活ができている人は31.4%で前回から2.0ポイント減少となり、この項目も調査開始以来の最も低い結果になりました。
働く女性の増加とともに、家事や育児、仕事、自分時間のバランスのとりにくさが幸せ度を押し下げている実態がみえてきます。

(2)収入・お金について   (リンク »)

【1】 配偶者の収入に満足してる→31.4%(前回比+1.7ポイント)
【2】 自分の収入に満足してる→16.7%(前回比-0.4ポイント)
配偶者の所得・収入に満足できている人は31.4%で、調査開始以来の最も高い結果になりました。
一方、自分の現在の所得・収入に満足できている人は16.7%で、配偶者の給料に「満足」と答えた人に比べると大きな開きがあり、正規雇用と契約社員やパートなどの非正規雇用の給与水準の差が現わ
れていると推測されます。

(3)景況感について    (リンク »)

【1】 景気の印象は昨年と変わらない→73.1%(前回比+3.8ポイント)
景気の印象について「良くなっている」と回答した人はわずか7.0%で、悪くなっていると回答した人は19.9%。「昨年と変わらない」が前回調査より3.8ポイント増加して73.1%になり、景気は横ばいと捉えている人が7割以上の結果となりました。2014年10月の調査以降、「悪くなっている」は減少し、「良くなっている」は変動せずに「変わらない」が増加傾向となっています。

(4)消費について   (リンク »)

【1】 財布の紐は緩んでいない→78.4%(前回比+1.3ポイント)
【2】 プチ贅沢が増えた→26.3%(前回比-2.0ポイント)
一年前と比べて財布の紐が緩んだ人は21.6%で、そう思わない人は78.4%。また、ちょっと贅沢(プチ贅沢)しちゃったと思うことが増えたと感じている人は26.3%で、反対に減ったと感じている人は18.6%。前回からプチ贅沢が増えた人も減った人も減少したため、「まったく変わらない」が増加し55.1%と半数以上の結果となりました。依然として財布の紐が堅い状況が続いています。

(5)節約意識について   (リンク »)

【1】 節約をより意識するようになった→44.5%(前回比-4.0ポイント)
【2】 質を下げずに量を減らして節約する→68.9%(前回比-2.1ポイント)
「一年前と比べて節約をより意識するようになった」人は44.5%。30代では前回より4.1ポイント減少の45.8%、40代も6.9ポイント減少の42.5%で、30代40代の節約意識が少し緩んだと言えそうです。また「質を下げずに量を減らして節約する」人が68.9%、一方で「量」を重視する人の割合が前回から2.1ポイント増加の31.9%となりました。

(6)家計について   (リンク »)

【1】 日々の生活で家計が逼迫している→39.5%(前回比-0.9ポイント)
【2】 家計に余裕がなくなっている→38.7%(前回比-1.3ポイント)
「日々の生活の中で家計が逼迫している」と感じる人は39.5%で、前回調査からほぼ横ばいとなりました。また、一年前に比べて「家計に余裕がなくなっている」と感じている人は38.7%で、前回調査に比べて少しだけ家計の改善が感じられます。

(7)将来観について   (リンク »)

【1】 年金はあてにしてはいけない→81.0%(前回比+0.2ポイント)
【2】 自分の資産や貯蓄に対して不安に感じる→77.0%(前年比-0.6ポイント)
【3】 地震などの自然災害に不安を感じる→74.1%(前回比-3.3ポイント)
【4】 老後の生活が心配である→77.3%(前回比-0.4ポイント)
「年金はあてにしてはいけないと思う」人は81.0%。「自分の資産や貯蓄に対して不安に感じることがある」人は77.0%。「地震などの自然災害に不安を感じる」人は3.3ポイント減少して74.1%となりましたが、7月の九州豪雨の災害で自然災害に不安を感じる人は増加していると推測されます。そして「老後の生活が心配」な人は77.3%と、依然として将来に不安を感じる人が高い状態で続いています。

◆2018年について  
【1】 来年の経済状況はマシになると思う→8.7%(前年比+1.1ポイント)
【2】 1年後は生活しやすくなっていると思う→11.5%(前年比+1.5ポイント)
「来年の経済状況が今よりマシになると思う」人は8.7%に留まり、過半数弱の48.0%が「マシになると思わない」と回答しています。同様に、これから一年後には「生活しやすくなっている」と回答した人も11.5%に留まり、過半数弱の47.8%が「生活しやすくならない」と回答しています。来年の暮らし向きについても、明るい兆しが見えてこない状況が続くと思われます。

なお、今回の調査結果について詳しくは、ベルメゾン生活スタイル研究所のホームページ内【アンケートレポート】内をご覧ください。
(リンク »)

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