NTTレゾナント株式会社
TVドラマ連動型AI会話サービス「AIカホコ」など
「gooのAI」(*1)技術を活用したサービス、
「東京ゲームショウ2017」に出展決定!
NTTレゾナント株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:若井 昌宏、以下、NTTレゾナント)は、2017年9月21日~22日に開催される「東京ゲームショウ2017」に、「goo」で開発するAI技術を活用したサービスを出展します。出展サービスは、恋愛相談の長文回答生成が可能な「教えて!goo」のAI回答サービス、日本初のTVドラマ連動型AI会話サービス「AIカホコ」や日本大学文理学部 宮田研究室(*2)との共同研究成果です。キャラクター化したAI開発の知見を応用し、ゲームのキャラクターやシナリオなどをAI化する場合の導入イメージなどをご紹介します。
出展概要について
・出展先:東京ゲームショウ2017
・出展日程:2017年9月21日(木)~22日(金)10:00~17:00(ビジネスデイのみ)
・会場:幕張メッセ
詳細はこちらからご確認ください。 (リンク »)
・出展サービス
:「教えて!goo」のAI回答サービス、TVドラマ連動型AI会話サービス「AIカホコ」、AIによる行動支援サービス、日本大学文理学部 宮田研究室との共同研究成果
■「教えて!goo」のAI回答サービスについて (リンク »)
「教えて!goo」の恋愛相談カテゴリーの質問に、AIがアドバイスを回答するサービスです。過去約3,000万件のQ&Aデータから、質問と回答の対応関係を、時系列ディープラーニング(深層学習)を用いて学習することで、AIが自然な回答を生成します。質問の文脈を理解した長文回答生成技術の実用化は、世界的にも類を見ない試みです。2017年9月14日現在、1万件以上の恋愛相談に回答しています。
■TVドラマ連動型AI会話サービス「AIカホコ」について
「AIカホコ」は、日本テレビ放送網株式会社とNTTレゾナント、株式会社フォアキャスト・コミュニケーションズが提供する、日本テレビ系列水曜ドラマ「過保護のカホコ」の主人公をキャラクター化したAIとLINEで会話できるサービスです。ドラマ内容とユーザーとの応答履歴をディープラーニング(深層学習)を用いて学習し、文脈を踏まえたユーザーとのスムーズな会話を実現します。2017年9月14日現在、42万人のLINE友だち登録数があります。
■日本大学文理学部 宮田研究室との共同研究成果
NTTレゾナントと日本大学文理学部 宮田研究室は、AIとの自然な会話の一環として、人間味を感じられる「ボケる」会話について共同で研究しました。「ボケるAI」は、発話者の「○○について教えて?」という問いに対して、面白く聞き間違えた単語で回答します。回答は、音が近い・意味が離れている・聞き慣れているという条件で重みづけをし、高いスコアを算出した単語を回答します。人間同士の会話でも発生する聞き間違いによるボケた回答をAIがすることで、無機質なAIとの会話がよりバラエティを持った面白みのあるものとなります。
【補足】
(*1) 「gooのAI」は、ポータルサイト「goo」を通じて蓄積したインターネットに関わる技術やノウハウとNTTグループのAI関連技術「corevo®」( (リンク ») )」の活用に加え、NTTレゾナントが独自に開発した技術です。
(*2) 日本大学文理学部 宮田研究室では、バリアフリーシステムや、認知症患者との会話を疑似体験ができるシステムなど、人にやさしいコンピュータの実現を目指し研究をしています。
(日本大学文理学部 宮田研究室Webサイト: (リンク ») )
※「corevo®」は日本電信電話株式会社の登録商標です。
以上
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