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【北京(中国)2017年11月6日新華社=共同通信JBN】天津を本拠とするが世界的に事業展開しているTiensグループが北京で10月31日、新華社のNational Brand Publicity Project(ナショナルブランド宣伝プロジェクト)に選ばれた。
Tiensは、中国内外で有名中国ブランドを確立することを通じて国の経済競争力を強化する中国国営通信社の新華社が始めたプロジェクトの17番目の企業会員である。
新華社のLiu Zhengrong副社長兼総書記とTiensの李金元会長(董事長)兼社長が10月31日、両社間の調印式に出席した。
Tiensは1995年に李金元氏によって沿岸部の天津に創設されてわずか2年後、国際市場に参入した。バイオテクノロジー、健康管理、接客サービス業、観光、教育、eコマース、金融投資の幅広い分野に関係する工業、商業、金融資本を擁する国際複合企業で、110カ国・地域に支社・支店を持ち、190カ国以上で事業展開している。
中国の自力経営の民間国際企業は世界のトップ企業との提携により、主として中国外でヘルスケア、スキンケア、化粧品、日用品の多様な創造的商品を基盤とする企業帝国を構築してきた。
Tiensによると、同社は世界中で4000万世帯の安定した顧客基盤を誇っている。
「握りこぶし」のように団結し「両腕を広げれば全世界を抱擁」できるものに会社をなぞらえ、Tiensの李金元氏はどの国も排除しない世界的な事業ネットワークを狙い、最優先課題はグローバル化、より強固な事業プラットフォーム、さらに広範な成長機会の3つにあると指摘する。
Tiensは重点の一部を中国に戻すとみられ、北京にすぐ近い天津に総合大学を創設する。
ニュース関係の出先が中国と世界の180カ国超に広がる新華社と提携することで、Tiensは国内、国外両方で均衡のとれた影響力を獲得するかもしれない。
ソース:Tiens Group
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