AsiaNet 71300 (1931)
【ドバイ(アラブ首長国連邦)2017年11月29日PR Newswire=共同通信JBN】Mohammed bin Rashid Al Maktoum Knowledge Foundation(ムハンマド・ビン・ラシド・マクトム財団、MBRF)は「Knowledge and the Fourth Industrial Revolution(ナレッジと第4次産業革命)」をテーマに21-22日にDubai World Trade Centre(ドバイ世界貿易センター)で開催した第4回年次Knowledge Summit(ナレッジサミット)を終了した。
(Photo: (リンク ») )
(Logo: (リンク ») )
サミットは第4次産業革命がもたらす機会と課題、その社会に及ぼす影響を話し合うためさまざまな分野の意思決定者、専門家、学者を集める世界的なナレッジプラットフォームである。
ナレッジサミットのセッションでは、第4次産業革命の概念、これまでの産業革命の歴史、その意思決定プロセスへの影響について議論した。さらに専門家らは、これらの発展の未来とナレッジや人類の生活の他の側面への影響を検討した。セッションではまた、人工知能やロボット技術の将来といった幅広いテーマに加え、産業革命がメディア、技術、教育、医療、経済に与える影響についても討議した。
セッションは通常疾患の治療でのデジタル手術や医学の発展に加え、ヒトの臓器の3Dプリンティング、遺伝子編集、細胞工学の可能性も探った。サミットはさらに、第4次産業革命下での法律や環境の変化、経済の将来、とりわけ参加型経済、地下経済、仮想通貨の出現と雇用へのこれらの発展の影響を話し合った。
MBRFはさらにサミットでGlobal Knowledge Index(グローバルナレッジ指数)の結果を発表した。この指数は、国連開発計画(UNDP)と共同で開発され、社会の持続可能な発展のためのロードマップとしての役割を果たすとともに、ナレッジ・プロジェクトや世界の経済・地域開発戦略を支援することを目指している。指数は、世界の全地域の131カ国を含み、異なるソースからの厳密なデータ利用可能性包含ルールによる合計133の異なる変数で構成されている。データ利用可能性を高め、将来さらに多くの国々を含める計画が進行中である。
最後になったが、サミットでは2017年ムハンマド・ビン・ラシド・マクトム・ナレッジ賞(MBRKA)の受賞者が発表され、Teach for All(米国)のウェンディ・コップ最高経営責任者(CEO)、三菱総合研究所(日本)理事長の小宮山宏博士とMohammed bin Salman (MiSK) Foundation(ミスク財団、サウジアラビア)がナレッジ分野へのそれぞれの貢献をたたえられた。同賞は知識経済(knowledge economy)を確立し、知的業績を認めて報いることを目指している。
ソース:Mohammed bin Rashid Al Maktoum Knowledge Foundation (MBRF)
お問い合わせにつきましては発表元企業までお願いいたします。