版画の鬼才 ザ・テレビジョン 重野克明展

株式会社高島屋

From: Digital PR Platform

2018-01-05 10:00


・会 期:2018年1月10日(水)~29日(月)
・会 場:日本橋高島屋6階美術画廊X

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「大監督」31.9×24.2cm

このたび日本橋高島屋美術画廊Xでは第4回目となる個展「ザ・テレビジョン 重野克明展」を開催いたします。

版画や水墨表現の作品により比類の無い世界観で観る者を魅了してきた重野克明。本展では「部屋」を構成する上で欠かすことの出来ないテレビを重要な作品のモチーフとして展観します。
かつて居間の中心的存在であったテレビは、その画面を通じて得る他者性により自己確認が出来る最も身近なメディアであり、娯楽の最右翼でした。しかし、近年複雑に絡んだ規制に因って、その地位をインターネットなどに取って代わられてしまいます。それは、ある意味においては家族という単位の終焉を示唆するかの様であると共に、実態を伴わない世界という時代への幕開けの様にも感じられます。
そんな実と虚が綯い交ぜになったかの様な今日にあって重野は、絵筆による柔らかな濃淡による水墨作品と、ニードルによって鋭く彫り重ねられた描線が反転した版画作品により、作家のテレビのある自室という超私事を曝け出す事で日常に潜む闇と光、固定観念の破壊と創造を諧謔性豊に明示します。
奇才重野克明が映しだす脳内映像の洪水に溺れてみては如何でしょうか。

本展では、墨絵と版画合わせて約60点を一堂に展観いたします。

(リンク »)
<作家あいさつ文>
この夏、テレビで高校野球を観ていたら思いの外面白い試合が多く目が離せなくなった。
制作をしなくてはいけないと思いつつ、ついテレビの前に釘付けになってしまう日々。
とにかく手を動かさねばと思い、テレビを観ながらテレビを描いてみる。。。
「そうだ、テレビ描こう!」一石二鳥だ。案外集中出切る事がわかり高校野球だけでなくドラマやニュースやバラエティ等も観ながら描いてみる。
やがてその内容は断片的になってくる。
テレビはインターネットなんかよりも健全だなと思う。他の事もやりながら観れるし自分に興味のないものも流れてくるから。自分の周りにはテレビを観ている人が少ないようだ。皆忙しいからか、嫌いなのか?

「USA」33.2×24.2cm        結構おもしろいのにね。作品は実際に観た事、その時の部屋の様子・感じた事を描いています。
自分の番組を作るとしたら局名は「テレビ重野」。                重野克明

<イベント>
■対談:「部屋とテレビとTシャツと私」都築響一氏(編集者)×重野克明
 日時=2018年1月13日(土)午後3時から
 場所:日本橋高島屋美術画廊X

<作家略歴>
1975年 千葉市生まれ
2001年 東京藝術大学美術学部絵画科油画専攻卒業
2003年 東京藝術大学大学院修士課程美術研究科版画専攻修了
現在 茨城県水戸市で制作
  
■主な個展
2017年 「私は自分のことをロマンティックだと思っています」Boom Gallery and Bar(香港)
協力 WAKA Artisans
「床の間、」77gallery(東京)
2016年 「おしゃれ野郎の告白」高島屋(東京日本橋/大阪)
「重野克明銅版画展」マスダ画廊(福岡)
2014年 「ロマンチックが止まらない、」軽井沢ニューアートミュージアム kaNAMギャラリー3(長野)
「ロマンチックが止まらなかった、」MEGUMI OGITA GALLERY(東京)
「現実かポエムか!」77gallery(東京)
2013年 「重野克明版画の鬼と化す、」日本橋高島屋美術画廊X(東京)
2012年 「亀有の憂鬱」77gallery(東京)
「Melancholy」Showcase / MEGUMI OGITA GALLERY(東京)
2011年 「バラ色の生活。」日本橋高島屋美術画廊X(東京)
「ローズワールド・色付」Showcase / MEGUMI OGITA GALLERY(東京)
2010年 「鳥居みゆき著 夜にはずっと深い夜を 原画展」KIDO Press(東京)
2009年 「重野克明新作銅版画展」77gallery(東京)
2008年 「いつもあこがれ。」KIDO Press(東京)
2007年 「東京コンテンポラリーアートフェア(TCAF)重野克明展」(77galleryより/東京)
2006年 「重野克明新作タブロー展」77gallery(東京)
2004年 「重野克明新作銅版画展」77gallery(東京)
都画廊(大阪)、ギャラリーゆう(岐阜)(’06)
2003年 セントポールギャラリー(群馬)(’04、’06)
2001年 アートギャラリー環(東京)(’02、’03)
2000年 青樺画廊(東京)

■ 主なグループ展
2017年 「版画のコア」文房堂ギャラリー(東京)
2016年 「新収蔵品展」静岡県立美術館(静岡)
2014年 「王道か異端か。」養清堂画廊(東京)
2013年 「Imago Mundi」ルチアーノ・ベネトンコレクション企画(クエリーニスタンバーリア財団/ヴェネチア)
「COMSTELLATIONS」Blanc Gallery(マニラ)
「世界の版画展」Showcase / MEGUMI OGITA GALLERY(東京)
「PAT in Kyoto」京都版画トリエンナーレ(京都市美術館)
2012年 「マカオ版画トリエンナーレ」(マカオ)
「XYZ」MEGUMI OGITA GALLERY(東京)
「うつす」愛知県美術館ギャラリー(名古屋)
2011年 「Sosabeol International Art Expo Pyeongtaek」(韓国)
2010年 「収蔵作品展035 版画の競演」東京オペラシティアートギャラリー
「DIMENSIONS―版表現、その広がり―」日本橋高島屋美術画廊X(東京)
「大岡信コレクション展」大岡信ことば館(静岡)
2009年 「NEXT」(MEGUMI OGITA GALLERYより/シカゴ)
「PULSE NEW YORK」(MEGUMI OGITA GALLERYより/ニューヨーク)
「Art@Agnes」(KIDO Pressより/東京)
「収蔵作品展029 女たち」東京オペラシティアートギャラリー
2008年 「アートフェア東京」(77galleryより/東京)
「東京コンテンポラリーアートフェア(TCAF)」(77galleryより/東京)
2006年 「佐倉•房総ゆかりの作家たち―版画作品を中心として」佐倉市立美術館(千葉)(’04 )
「若手作家による銅版画展 ―日常とその向こう―」ミュゼ•浜口陽三ヤマサコレクション(東京)
2005年 「ソウル国際版画写真アートフェア」(ソウル)
2004年 「版の記憶•現在•未来」東京藝術大学大学美術館陳列館
「アートスタジオ五日市レジデンス招聘作家展」アートスタジオ五日市(東京)

【お問合せ】 日本橋高島屋 TEL(03)3211-4111(代表)
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