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【ラスベガス2018年1月9日PR Newswire=共同通信JBN】上海の企業、Realmaxは9日、CESで「Realmax Qian」拡張現実(AR)グラスと「Realmax Studio」AR制作プラットフォームのプレビューを行うと発表した。
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Realmaxは約15年にわたり中国の大学にロボット技術を提供し、2015年には世界の大手ハイテク企業のリーダーを含むチームを結成した。その使命は「拡張現実を誰もが利用できるようにして人間の知性を深める」ことである。
Realmax Qian拡張現実グラスはこのチームの主要製品である。それは自己充足型でモバイルであり、現在入手可能なあらゆるARスマートグラスを超える100.8度の視野を有する。ユーザーは1つのデバイスで本物のARとイマーシブな仮想現実(VR)を明るい高解像で享受できる。
「6自由度」のアクティブトラッキング(能動追跡)が統合されているため、人々は現実とデジタルコンテンツの複合シーンを行き来することが可能になる。彼らはRealmax Qianの統合ハンドトラッキングとジェスチャー認識によって、仮想物体と物理的に触れ合える。
Realmax Qianは180度近いシースルーの光学可視性を提供しながらVRとの互換性もあり、装着者はさまざまな没入レベル間を移動することができる。重量わずか450グラムのRealmax Qianは快適であり、度付きグラスとの交換が可能である。
Realmax Studioは全面的なウェブベースのAR開発プラットフォームで、「Unity」などのツールの親しみやすさと、大半のブラウザ、HTML5ウェブサイトを通じて複合現実(MR)体験を共有、提供する機能とを結びつけている。
Realmax Studioは、世界で一番人気があるオープンソースのARトラッキングSDK、ARToolKitの背後にいるチームと手を組んで構築された。Realmax Studioプラットフォームは、リアルな3D 教育体験の迅速な創作を可能にする一方、産業用、商用、ゲーミング用ARが求める広範な「処方型」開発にも供される。
Realmax Studioはオープンソースのデバイスインターフェースを通じて、コンテンツビルダーがRealmax Qianのような先進的なグラスをリリースし、AppleのARKitやGoogleのArcoreをサポートする電話も可能にする。しかし、Realmaxは「拡張現実を誰もが利用できるようにする」ことを重視しているため、ARの可視化とトラッキングによって、スマートフォン、タブレット、ラップトップの大半で見ることができる。
Realmaxのジャッキー・ユー最高経営責任者(CEO)は「Realmax Qianによって、次のヨーヨーマになりたいチェロ奏者は、あたかも巨匠自身の手ほどきを受けているようにチェロを練習し、遠隔地の学生は高価な研究室ハードウエアのコスト負担なしに、産業ロボットと実験し、分子の原子要素を調査することができる。このような学習を誰もが利用できるようにすることは、わがチーム全員の大きな動機付けである」と語った。
ナイジェル・バートン最高技術責任者(CTO)は「Realmax Qianはモバイルで、広い視野、ウエアラブルの拡張現実グラスを魅力的な価格で提供する技術的ブレークスルーである。Realmax Studioは教育者、小売業者、エンターテインメント企業、そして、あらゆるタイプのクリエーターが美しい高度な拡張現実体験を数十億人の潜在的オーディエンスに提供することを可能にする」と語った。
Realmaxはこれらの製品をCES 2018でプレビューし、メディアイベントの「Digital Experience」と「ShowStopper」に参加する。
▽問い合わせ先
Wayne Chang
info@realmax.com
+1 360-540-8910
ソース:Realmax
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