MediaTekがクロスプラットフォーム消費者向けデバイス用のエッジAIプラットフォームとAI技術を発表

MediaTek Inc.

From: 共同通信PRワイヤー

2018-01-09 16:52

MediaTekがクロスプラットフォーム消費者向けデバイス用のエッジAIプラットフォームとAI技術を発表

AsiaNet 71779 (0058)

【ラスベガス2018年1月8日PR Newswire=共同通信JBN】
*MediaTekはスマートフォン、スマートホーム、および自動車から、世界中のエッジAIを有効にし、消費者が毎日使用するデバイスにAI効率をもたらす

世界的な半導体メーカーであるMediaTekは8日、同社のNeuroPilot AIプラットフォームでAIエッジコンピューティングを実現するための継続的なAIプラットフォーム戦略の詳細を説明した。MediaTekは、ハードウエアとソフトウエア、AIプロセッシングユニット(APU)、およびNeuroPilot SDKの組み合わせにより、年間にスマートフォン、スマートホーム、自動車などの15億の消費者向け製品からなる幅広いテクノロジーポートフォリオにAIをもたらす。

音声アシスタント、テレビ、自律走行車向けのMediaTek( (リンク ») )の最新AIソリューションは、CESで展示され、AIのパワーとそれが今日の消費者向けデバイスをどのように再定義しているかを実演する。

MediaTekのホームエンターテインメント事業グループのゼネラルマネジャーであるジェリー・ユー副社長は「2018年は、デバイス・イノベーションの新時代である。MediaTekはパートナーや顧客に、当社のチップセットとのAI統合の力を通じて、テクノロジーの進化を遂げた消費者需要を可能にすることにコミットしている。AIで強化されたテクノロジーは、急速に消費者の日常生活の経験の一部となりつつある。MediaTekのAIプラットフォームは、今日のスマートデバイス用に設計されており、AIを使った将来への道を切り開く」と語った。

業界アナリストは、AI業界が2023年までに140億ドルを超えると予測している。デバイスメーカはプラットフォーム全体にわってAIをより多くのデバイスに組み込むとともに、処理能力を提供し、バッテリー寿命を維持し、コスト効率のよいソリューションを必要としていると示唆した。また、コネクテッドデバイスは、応答時間を短縮するために、クラウドではなくエッジにおいてより多くのコンピューティングパワーを必要としている。

これらの市場およびテクノロジーからの要求を念頭に置いて、MediaTekのNeuroPilot AIプラットフォームは、以下のいくつかの重要な分野に注力している:

*Edge AI Enabler-MediaTekは、ディープラーニングとインテリジェントな意思決定がより迅速に行われる必要のある、最先端コンピューティングのデバイス向けにAIをチップセットレベルに近付ける。これにより、エッジ・ツー・クラウドAIコンピューティング・ソリューションの強力なハイブリッドが生まれる。

*Edge AI Efficiency-MediaTekチップセットの特徴である性能と電力効率のバランスを取ることで、MediaTekはAIアプリケーションの実装と実行を効率的かつ実用的なデバイス間で実現する。

*Enhanced AI-MediaTekのプラットフォームは、AIを使用して、人々がインテリジェントなカメラ画像や音声・画像の検出や認識などのモバイルデバイスや家庭で毎日使われる機能やアプリケーションを強化する。

*Supports Mainstream AI Frameworks-MediaTekのAIソリューションは、Google TensorFlow、Caffe、Amazon MXNet、Sony NNablaなどの既存のニューラル処理SDKと連携して作動する。MediaTekはOSレベルでは、AndroidとLinuxをサポートしている。

*Software & Hardware Solution-MediaTekは人工知能処理装置(APU)のチップセットレベルAI技術の設計に加え、AI SDKを導入する。開発者は、SOCレベルの機能にアクセスして、MediaTekチップセットとMediaTek搭載デバイス間でAIアプリケーションとソリューションを構築することが可能となる。

ユー氏は「当社の顧客と消費者は真にインテリジェントなデバイスを望んでいる。AI処理アルゴリズムの力を通じより良い写真を撮ることから、音声と顔の認識向上、自律走行のための正確なセンサー情報に至るまで、AIと機械学習は消費者向け製品を向上させるテクノロジーである。現在のAIフレームワークと新たに開発されたAIフレームワークに裏打ちされた幅広いチップセットにより、MediaTekは完全なエコシステムAIソリューションプロバイダーになる準備が整った」と述べた。

MediaTekは、低消費電力、高効率、高集積のSoCを開発する業界のリーダーとして、自らをエッジAIイネーブラーとして定義している。MediaTekは、スマートフォン、ルーター、スマートTVから、音声アシスタント、Wi-Fiカメラなどに至る、幅広い消費者向け製品をサポートするSoC設計の歴史を構築しつつある。MediaTekは、以下の既存のAI機能を備えたMediaTek搭載機器の豊富なエコシステムを紹介する:
*Amazon Echo  
*Android O DTV
*Belkin Wemo Smart Plug
*MediaTek Whole Home Coverage Router (MT7622 + MT7615x(n))

MediaTekはAIプラットフォームを使用して、テクノロジーの大衆化という使命を果たし続け、最高の技術を手ごろな価格で提供し、人々が自分の周囲の世界とつながり、交流する方法を変えるのに使うことができる。詳細については、www.mediatek.com を参照。

▽サポーティング・クオート
世界的な家電メーカーであり、MediaTekの戦略パートナーであるソニー( (リンク ») )は2015年、MediaTek SoCとAndroid TVを、主要パートナーの新しい経験を顧客に提供するプラットフォームとして選択した。ソニーはその後、音声検索をAndroid TVおよびDolby Visionと、4K HDRをNetflixおよびAmazonと、導入した。

ソニービジュアルプロダクツの木井一生副社長は「2015年のスマートTV市場への参入以来、当社はMediaTekと協力して製品を強化してきた。彼らは一貫して優れたSoCのパフォーマンスとサポートを提供してきた。AIの時代に彼らと協力することを楽しみにしている」と語った。

▽MediaTekについて
MediaTek Incorporated(TWSE: 2454)は、年間15億台ものコネクテッドデバイスを提供する、グローバルファブレス半導体メーカーである。モバイルデバイス、ホームエンターテイメント、コネクティビティー、およびIoT製品などの用途向けの、革新的なシステムオンチップ(SoC)開発において、市場をリードしている。当社のイノベーションへの取り組みは、スマートフォンやタブレット、デジタルテレビ、OTTボックス、ウエアラブル端末、自動車用ソリューションなどの幅広い製品において、電力効率に優れたモバイルテクノロジーや高度なマルチメディアソリューションを含む、いくつもの主要テクノロジー分野の市場でその地位を確固たるものにしている。MediaTekは、スマートテクノロジーを通じて人々が視野を広げ、容易に目的を実現できるように、力と元気を与える。当社ではこの概念を「Everyday Genius」と呼び、企業活動の基盤としている。詳しい情報はwww.mediatek.com を参照。

▽メディア問い合わせ先  
MediaTek Press Office:
PR@mediatek.com

Kevin Keating, MediaTek
+1- 206-321-7295
10188 Telesis Ct #500, San Diego, CA 92121, USA

Joey Lee, MediaTek
+886 3-567-0766 # 31602
No. 1, Dusing 1st Rd., Hsinchu Science Park, Hsinchu City 30078, Taiwan

ソース:MediaTek Inc.


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