農学部生が育てた、生のザーサイを使用したメニューを中国料理レストラン桃谷樓各店にて提供 -- 近畿大学

近畿大学

From: Digital PR Platform

2018-01-12 14:05




近畿大学農学部(奈良県奈良市)の学生が育てた、生のザーサイを使用したメニュー(ザーサイの浅漬け等)を、(有)日本クリーンシステムズ(奈良県奈良市)が運営する中国料理レストラン桃谷樓各店にて、平成30年(2018年)1月18日(木)から提供します。




【本件のポイント】
●中国料理レストラン桃谷樓各店にて、農学部生が育てた、生のザーサイを使用したメニュー(浅漬け等)を期間限定で提供
●環境に配慮した農法で栽培された貴重な国産ザーサイを提供する、産学官連携の取り組み
●農学部の学生(1年生および3年生)は、実験・実習を通じてザーサイの生産を担当

【本件の概要】
 近畿大学農学部農業生産科学科では、1年生を対象に、農学部内に設けた教育用圃場(ほじょう)(もの作り村)にて「農学野外実験I・II」を行っています。また、3年生を対象に、奈良県平群町に設けた実習圃場にて「アグリビジネス実習」を行っています。このたび、「農学野外実験I・II」および「アグリビジネス実習」を通じて学生が環境に配慮した農法で育てた、生のザーサイを使用したメニュー(浅漬け等)を、中国料理レストラン桃谷樓各店にて、平成30年(2018年)1月18日(木)から期間限定で提供します。

■販売期間:平成30年(2018年)1月18日(木)~完売次第終了
■メニュー:ザーサイの浅漬け 350円(税込)
 その他、季節の野菜炒め等アラカルトメニューにも使用予定(店舗により異なる)
■販売店舗:中国料理 桃谷樓 各店(ヒルトンプラザWEST店を除く)
 ルクア大阪店(ルクア イーレ 10Fルクアダイニング)、阿倍野賓筵(あべのハルカスダイニング13F)、高島屋なんば店(なんばダイニングメゾン9F)、泉北パンジョ店(パンジョビル4F)、西武高槻店(西武高槻オーロラモール6F)、ヘルシーガーデン店(ホテル葉風泰夢1F)、西大寺ならファミリー店(ならファミリー6F)、生駒店(近鉄百貨店生駒店6F)
■メニューのお問い合わせ先:(有)日本クリーンシステムズ(担当:伊藤)TEL(0742)33-5321

【本件の背景】
 近畿大学農学部農業生産科学科では、「環境と健康に配慮した21世紀型農業の確立」をめざし、「食糧生産」「生物といやし」「アグリビジネス」の3つの視点から教育・研究を展開しています。農学部のキャンパス内には実験圃場、きのこ培養施設、昆虫飼育施設等があり、また、近畿大学附属農場とも連携しながら、さまざまな教育・研究活動を行っています。
 これまで、近畿大学附属農場(湯浅農場(和歌山県有田郡湯浅町)、生石農場(和歌山県有田郡有田川町))では、「近大柑橘」、「近大おいし鴨」、無添加みかんジュース「100%近大です。」を(有)日本クリーンシステムズに提供し、中国料理レストラン「桃谷樓」の一部店舗にて、これらの食材を利用したメニューを提供してきました。その連携の一環で、昨年度より、中国料理レストラン桃谷樓各店にて、農学部生が育てた生のザーサイを使用したメニューの提供を期間限定で行っています。
 ザーサイは中華料理では定番の食材ですが、缶詰や瓶などの輸入品が多く、国産で生のザーサイは貴重な存在です。奈良県内の圃場で育てたザーサイの鮮度の良さを生かして、浅漬け等で提供します。

【(有)日本クリーンシステムズについて】
 (有)日本クリーンシステムズは、奈良県・大阪府内に中国料理レストラン「桃谷樓グループ」や、フランス菓子「ラ・ポーズ」等を展開しており、「ナチュラルアンドヘルシーで子供たちに安心して食べさせられるレストランを創る」という思いのもと、美味しくて安心安全な料理を楽しんでいただくことを一番に考えて経営しています。
■本社所在地:奈良市芝辻町2-11-6 ホテル葉風泰夢1F
■代表取締役社長:畑中利久
■創業:平成2年(1990年)11月
■事業内容:ホテル、中国料理レストラン、カフェレストラン経営、惣菜等の製造販売
■従業員数:420名(正社員120名・準社員300名)
■店舗所在地:桃谷樓、カフェ 計13店舗(桃谷樓・葉風泰夢・鹿音・カカオサンパカを含む)フランス菓子ラ・ポーズ、カフェ ラ・ポーズ
■URL:
 中国料理 桃谷樓( (リンク ») )
 フランス菓子ラ・ポーズ( (リンク ») )
 カフェ ラ・ポーズ( (リンク ») )



【平群町について】
 平群町と近畿大学は、平成25年(2013年)に「アグリビジネス実習」に関する業務委託契約を締結し、農学部農業生産科学科の実習を平群町内に設置した実習圃場で行うなど、農業・食品関連分野を中心とした連携を実施しています。平成29年(2017年)1月17日には包括連携協定を締結し、平群町の有する豊かな自然環境、歴史、文化と、14学部48学科を有する本学の知見を生かして、まちづくりや文化学術振興等のさまざまな分野でのさらなる連携を進めています。

【農学野外実験I・II】
 近畿大学農学部農業生産科学科では、1年生を対象に、「農学野外実験I(前期)・II(後期)」を行っています。本実験では、農学部内に設けた教育用圃場(ものづくり村)において、農産物の栽培・管理・収穫について実習形式で学んでいます。今年度は120人が「農学野外実験I」を、119人が「農学野外実験II」を受講しています。



【アグリビジネス実習】
 近畿大学農学部農業生産科学科では、「アグリビジネスマイスター」認定制度を開設しており、その一環で3年生を対象に「アグリビジネス実習(通年)」を行っています。本実習では、奈良県平群町の耕作放棄地を再生した圃場において、農産物の作付け計画から栽培、管理、収穫、そして加工や販売までを一貫して学んでいます。今年度は40人がアグリビジネス実習を受講しています。

【アグリビジネスマイスター認定制度】
 時代の流れとともにアグリビジネス(農業関連産業)の形態も大きく変わってきました。作物を作って終わりではなく、「いかに売れるものを作っていくか、付加価値を高めていくか」への発想の転換が、農業にも求められてきています。
 そのような社会のニーズに応える人材の育成を目的に、近畿大学農学部農業生産科学科では、「アグリビジネスマイスター」認定制度を平成23年(2011年)4月に開設しました。生物現象の知識とともに、農産物の生産から加工、販売までをトータルに学修し、課程修了後に近畿大学農学部からマイスターの称号が与えられます。特徴的なカリキュラムとしては、アグリビジネス実習、アグリビジネス起業論、農業実習等が挙げられます。平成23年度(2011年度)入学生より認定を開始し、平成25年度(2013年度)~平成28年度(2016年度)にかけて、100人の学生が認定されました。
 農業の6次産業化※の先進事例について学ぶことを目的に農業法人での実習も実施しています。現場に足を運び、実際の事業を肌で感じることで、ビジネスモデルの構想能力や地域産業とのコーディネート能力を磨きます。
※農業などの1次産業が生産に加え、農産物の加工や流通・販売なども手がけること

▼本件に関する問い合わせ先
総務部広報室
住所:〒577-8502 大阪府東大阪市小若江3-4-1
TEL:06‐4307‐3007
FAX:06‐6727‐5288
メール:koho@kindai.ac.jp


【リリース発信元】 大学プレスセンター (リンク »)
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