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【ジュネーブ2018年1月22日PR Newswire=共同通信JBN】
Union Bancaire Priveeの純利益は25%増の2億2040万スイスフラン
*2017年全体の純利益は2億2040万スイスフランで、2016年決算の1億7640万スイスフランと比べて25%、4400万スイスフラン増加した。
*収入に対する経費の比率は、グループの強い業績を反映して、2016年の67.9%から64.1%に改善した。
*運用資産総額は1253億スイスフランで、2016年(1183億スイスフラン)から5.9%増加した。
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▽投資が成果を生む
堅調な金融市場に後押しされ、収入は2016年の9億3460万スイスフランから10億4500万スイスフランに増加した。個人顧客への助言・委託業務の急増で手数料と委託料が14.2%増加した上、特にドル金利の上昇で金利収入が2500万スイスフラン(10.1%)に増えたことも増収の原動力だった。
営業経費は引き続き抑制されている。2017年は2016年の6億3470万スイスフランから5.5%増えて6億6960万スイスフランだった。この増加は主に、アジアでのCoutts統合(2016年4月に完了)の全面的影響と、同地域での増員によるものだった。規制順守経費の増額とデジタルサービスでの大型投資も、営業経費を膨らませた。
引当金調整前営業収入は41.4%増の2億7120万スイスフランと、2016年の1億9190万フランから増えた。資産運用部門の商品の強いリターンと革新的な新投資サービスに支えられたブローカーおよびアドバイザリー業務が増益につながった。
従ってグループは2017年に収益性が大きく向上した。2017年の純利益は2億2040万スイスフランで、2016年の1億7640万スイスフランから25%増加した。収入に対する経費の比率は2016年の67.9%から64.1%に改善した。
2017年12月31日時点の運用資産は1253億スイスフランに達し、前年度(2016年末は1183億スイスフラン)と比べて5.9%(70億スイスフラン)増加した。市場の上昇と、機関投資家からの純資金流入(25億スイスフラン)、新興国の個人顧客からの新規資金が、主として欧州外顧客による課税調整に伴う資金流出を十二分に相殺した。
UBPのギ・ド・ピチョット最高経営責任者(CEO)は「こうした決算はある程度、経済状況の好転と堅調な市場によるものだが、何よりもここ数年間、特にアジアでわれわれが実行した努力と投資を反映している。わが社の2017年の業績は、好調な経済環境を背景に達成されたが、健全なスイス銀行業界によっても支えられた」と述べた。
▽堅調なファンダメンタルズ
2017年末のグループのバランスシートは総額320億スイスフランで、2016年末時点の308億スイスフランと比べて12億スイスフラン増加した。中核的自己資本(ティア 1)比率は27.4%で、バーゼルIIIとスイス金融市場監査機構(FINMA)が求める最低基準を大きく上回った。
UBPのバランスシートの健全な管理は、短期流動性比率が278.4%と、バーゼルIIIが求める最低基準の2.8倍になっていることにも表れている。
UBPは引き続き業界で最も資本が充実した銀行の一つであり、個人顧客と機関顧客の双方で資産管理事業を展開する十分な資金力を持っている。
財務状況の概略は以下を参照。
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▽Union Bancaire Privee(UBP)について
UBPはスイスの大手プライベートバンクで、最上級の資本基盤を維持している。2017年12月31日時点のティア 1比率は27.4%。UBPは個人および機関顧客向けの資産管理を専門とする。ジュネーブに本拠を置くUBPは、世界に20カ所以上の拠点を持ち、1697人の従業員を擁する。2017年12月31日時点の運用資産総額は1253億スイスフラン。
www.ubp.com
ソース:Union Bancaire Privee, UBP
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