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【モントリオール2018年3月2日PR Newswire=共同通信JBN】Hydro-Quebecは新しいロボット・プラットフォームであるLineRangerの機能プロトタイプを明らかにし、送電線検査ロボットの開発における新たなマイルストーンを発表する。ヴァレンヌにあるHydro-Quebecの研究所(IREQ)によって開発されたこのロボットは、高圧送電線導体束の効率的な検査のための新たな技術的ソリューションである。
Hydro-Quebecの送電システムの約半分は、導体束からなる送電線で構成されている。このタイプの送電線は世界中で広く使用されている。導体束はロボットにとり特別な課題を提示する。LineRangerは革命的な内蔵メカニズムにより、このタイプの送電線のより迅速で簡単な検査のために、障害物を迅速かつ容易に克服することができる。Hydro-Quebecのロボット検査・保守担当専門マネジャー、セルジュ・モンタンボー氏は「LineRangerを実際に際立たせているのは、現場クルーが容易に使用できる点である。特別なチームは必要ない」と語った。LineRangerはユーザーフレンドリーなインターフェイスを装備しており、送電線上に簡単に設置でき、大規模な実装に最適である。
結局のところ、LineRangerは、電気が流れている送電線で動作可能なため、送電を妨げることなく、1日当たり約20キロメートルの送電線を検査することができる。
詳細な情報は (リンク ») 参照。実際に稼働中のLineRangerは (リンク ») へ。
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ソース:Hydro-Quebec
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