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【広州(中国)2018年3月30日新華社=共同通信JBN】広州で28日、「2018 Conversations between Guangzhou and the World Round Table」(2018年広州と世界との対話円卓会議)が開催され、中国科学院、フォーチュン誌、ウォールストリート・ジャーナル紙、CNBC、PwC、Caixin Globalから著名な学者とゲストが集まり、 広州が世界の他の地域と最も良くコミュニケーションをとる方法に関する見解を発信した。
円卓会議に参加した中国および海外の専門家の間では、広州はハイエンドのリソースと価値イノベーションを引き寄せる場所であるだけでなく、世界に向け自らの声を積極的に発信し、継続的イノベーションと変革を推進、それにより新たな成長推進力と広州にとっての新たな機会をもたらしているという全体的合意が存在した。
タイム社国際担当エグゼクティブ・エディターでFortune Brainstorm TECH Internationalの共同議長であるクレイ・チャンドラー氏は「40年にわたる改革開放後、中国はイノベーションと技術開発のための世界最大の中心地となったと述べた。同氏は、広州は最古の貿易港として現在、このかつてない変革の最前線に立つ用意が整っていると語った。
ABCテレビの元副社長で現在はシンクタンクのCenter for China and Globalizationでリサーチ・フェローを務めるハーベイ・ドゾディン氏は「ウィン・ウィンは本当に広州のDNAに統合されている」と述べた。同氏は過去6カ月間に広州を5回訪れ、広州が国際的対話を通じたグローバル・イメージの促進に堅実な進歩を果たしたことを目の当たりにした。
「Global Cities Index and Outlook」を発行するマネジメント・コンサルタント企業、A.T.カーニーのプリンシパルであるワン・ユー氏は、グローバルコミュニケーション能力は、まさに、その都市の発展がグローバルな影響力を持っているかどうかを評価する重要な要素であると強調した。広州は、世界的対話を強化する意識的な努力を行っており、今年は良いパフォーマンスが見込まれている。ユー氏は、広州は世界とのコミュニケーション能力をさらに高めて「イネブラー」となり、広州のアウトリーチ能力にとって最も重要なハブおよびアウトプット・プレーヤーとして機能するべきだと提案した。
PwC Chinaの戦略コンサルティング・パートナーであるジン・ジュン氏は、広州の豊富な文化遺産や生態環境を紹介し、広州の多元的な知識を身に付けさせることで、対外コミュニケーションを多様化することができると指摘した。
円卓会議の期間中、広州市政府広報部と新華社通信ニュース・情報センターは、「2018 Conversations between Guangzhou and the World」促進での協力に関する契約を結んだ。中国共産党広州市委員会宣伝部のジュー・シャオイー副部長によると、広州は今年、海南省ボアオ(博鰲)で開催予定の「Global Conversations between Guangzhou and the World」(広州と世界のグローバル対話)のための円卓会議や今年11月の「Fortune Global Tech Forum」など広州のグローバル・イメージに関する一連の大規模イベントを開催する。
円卓会議参加者は、聴衆が親しみやすい言葉で街の話を伝えるという近年の広州の対外コミュニケーションの革新的な方法が、世界舞台における高い可視性と、経済的、社会的、文化的な交流における世界的影響の両方を明示しているとの点で見解が一致した。この新しい時代に広州がその物語でますますグローバル化するにつれて、そのイノベーション開発はよりハイエンドのリソースを引き寄せ、より発展し、有利な広州をもたらすことになろう。
ソース:The Publicity Department of the CPC Guangzhou Committee
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