評価対象企業の上位5%以内の位置付け
【2018 年 4 月 30 日、ジャカルタ】 - 世界最大級の紙パルプ会社であるアジア・パルプ・アンド・ペーパー(APP)は、世界的なサステナビリティ(持続可能性)評価機関であるフランスのEcoVadis社が実施した調査において、最高ランクの「ゴールド」評価を取得しました。APPがすべての事業を通じて取り組んできたCSR(企業の社会的責任)活動が評価されたものです。この結果、APPは今回の調査対象企業の中で、上位5%以内に入る高評価を得たことになります。
APPは、このたびEcoVadis社によるサステナビリティ評価において、2年連続で「ゴールド」評価を取得しました。今回の評価は、APPのインドネシアと中国での事業に対する、4つの主要な観点(環境、労働慣行・人権、持続的な調達、公正な事業慣行)についての膨大な調査に基づいています。
EcoVadis社は、当該企業の規模、部門、関連する文書、公的な情報、取引先企業に関する情報の調査に基づいて審査を行う、初めての協業評価プラットフォームを使用しています。同社は、世界 120か国、150 業種におよぶ約40,000社の評価を行っています。
APPの持続可能性・ステークホルダー担当役員であるエリム・スリタバ氏は、「今回のゴールド評価は、当社が事業活動を実施するすべての地域における、持続可能性の維持の努力やその取り組みの中での継続的な進歩が認められた結果です。継続的な改善や一貫性は、当社の完全に持続可能な企業となるという目標を達成するうえで、必要不可欠なものです」と述べています。
<APP について>
シナルマスの一部であるアジア・パルプ・アンド・ペーパー(APP)は紙パルプ製造企業グループの総合ブランド名です。 APP は 1972 年にインドネシアのチウィ・キミア工場から操業を開始しました。現在はインドネシアと中国の工場群で製品を生産しています。紙、パルプ、包装紙製品、加工紙製品の総合生産能力は年間約 2000 万トンで、6大陸 150ヶ国以上で製品を販売しています。また、APP は環境パフォーマンスの向上や生物多様性の保全、地域コミュニティの権利の保護をさらに向上させるため、2012 年 6 月に「持続可能性ロードマップ ビジョン 2020」を、2013 年 2 月に「森林保護方針」を立ち上げ、自然林伐採ゼロの誓約のもと、自社の植林木による製品づくりを行っています。2014 年 9 月には、国連気候変動サミットの「森林に関するニューヨーク宣言」に製紙会社として唯一署名をしました。 また、2015 年 12 月には、インドネシアの森林保護・再生支援を目的とした『ベランターラ基金』を立ち上げました。
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<APP ジャパンについて>
エイピーピー・ジャパン株式会社(APPJ)は、インドネシアと中国を本拠とする総合製紙企業 APP グループの日本における販売会社です。1997 年の設立以来、20 年以上にわたり日本市場のお客様のニーズにお応えするため、印刷用紙、情報用紙、板紙、コピー用紙、文房具などの分野で、多様な紙及び板紙製品を提供しております。2016 年 4 月にインドネシア企業としては初めて日本経済団体連合会(経団連)に入会しました。
www.app-j.com/
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