今回発売する「TS-2220」は、2010年6月の発売以来、公共・金融・医療・通信をはじめとする幅広い業界に約5,000台の導入実績をもつ「TS-2210」の後継機種です。
時刻ソース別にGNSSタイプ、テレホンJJYタイプ、FMタイプ、長波JJYタイプの4タイプをラインアップし、GNSSタイプでは、従来対応していたGPSに加え、新たに準天頂衛星システム(QZSS)とロシアの衛星測位システム(GLONASS)をサポートします。
また、うるう秒対策(即時モード/漸次モード)など従来機種で備えているタイムサーバー(NTPサーバー)としての機能はすべて継承したうえで、NTPパケットの処理能力を5倍以上向上(弊社比)させるとともに、約25%の消費電力低減を実現しています。
なお、「Time Server TS-2220」は2018年6月13日(水)~15日(金)に幕張メッセで開催される「Interop Tokyo 2018」のセイコーソリューションズブースにて展示いたします。
<Time Server TS-2220 概要>
【型番】
TS-2220-10(GNSSタイプ)
TS-2220-20(テレホンJJYタイプ)
TS-2220-30(FMタイプ)
TS-2220-40(長波JJYタイプ)
【発売日】
2018年6月1日
【販売価格】
オープン価格
※価格については下記URLに記載の販売パートナーにお問い合わせください。
(リンク »)
【主な特長】
(全タイプ共通)
・ うるう秒対策機能(即時モード/漸次モード)を搭載
※うるう秒対策機能の詳細は下記URLをご参照ください。
(リンク »)
・ メンテナンスの際など、電源OFF時の時刻情報保持機能により、電源ON後の早期な時刻配信が可能
・ NTPセキュリティ対策強化(monlistなどNTPの脆弱性に悪用されるパケットの受信拒否など)
・ NTPサーバーの環境構築がパソコンのブラウザーから日本語で簡単設定可能(約15分)
・ パソコンを使わず、前面パネルからも簡易設定投入が可能
・ 6Wの低消費電力を実現(従来機種TS-2210より25%低減)
(GNSSタイプのみ)
・ GNSS航法データ保持機能の追加により、再起動時後の時刻配信までの時間を大幅に短縮
・ GPSロールオーバー情報の更新機能追加により、ロールオーバー発生に伴う装置の使用中止を回避し、長期利用が可能
【諸元】
・ GNSS対応衛星:GPS、QZSS、GLONASS
・ 内蔵時計精度:日差±100ミリ秒
・ NTPパケット処理能力:4,000パケット/秒以上
・ LANポート:10BASE-T/100BASE-TX/1000BASE-T×1
・ 設置形態:ラックマウント(19インチ)
・ 外形寸法:425.5(W)×280(D)×44(H)mm(1U)
・ 定格電圧:AC100-240V(50/60Hz)
・ 質量:約3.1kg
<Time Serverシリーズ>
TS-2850:時刻ソースを冗長化したハイエンドモデル
TS-2550:高精度水晶を内蔵したミドルレンジモデル
TS-2540:上位NTPサーバーに対応したモデル
TS-2220/TS-2210:豊富な時刻ソースに対応した機能充実のスタンダードモデル
TS-2335:多彩なタイムコード出力と基準信号出力に対応したモデル
※Time Serverシリーズの豊富なラインアップについては下記URLをご参照ください。
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