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NECは9月10日、RFID(無線ICタグ)の領域において、「アクティブタグ」主要ベンダーのアクティブタグを組み込んだソリューション提供を強化すると発表した。
アクティブタグとは、約50mの長距離通信を可能とし、センサ技術との連携できめ細かな監視を実現する無線ICタグ。今回、強化するアクティブタグのベンダーは、日立産機システム、日本エアロスカウト、セイコープレシジョンの3社となる。
これまで、アクティブタグを組み込んだソリューションの開発においては、タグが収集した膨大なデータの処理やフィルタリング、位置の検知などを行う仕組みが各社タグで異なるため、個別のアプリケーション開発が必要となっていた。この課題解決のため、アクティブタグのソリューション提供、ミドルウェア開発で実績のあるNECネッツエスアイは、3社のアクティブタグを活用し、タグ経由で取得したデータの管理、処理を可能にする共通ミドルウェアを開発したという。
NECは、このミドルウェアの採用により、3社のアクティブタグの特長を生かしたアプリケーション開発を効率化でき、安定的に3社のアクティブタグを確保するとともに、顧客の用途や要件に沿ったビジネスモデルの立案からRFIDソリューション開発を短期間かつ、低コストで行うことが可能になるとしている。
NECは、2006年にRFIDの実証、実験施設として「NEC RFIDイノベーションセンター」を開設。これまでに1300社を超える顧客が来場して実際の現場に近い環境での各種実証実験やデモ確認などで利用し、採用につなげてきたという。今回強化した3社のアクティブタグを利用したソリューションについても、10月1日より、同センターにてデモ展示、実証実験ができるようにリニューアルするとしている。
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