Tmall Globalにおける日本ブランドの流通総額が昨対比122%増を達成

アリババグループ

From: Digital PR Platform

2018-05-23 13:30


アリババグループとアリババ株式会社(以下「アリババジャパン」)は2018年5月22日に日本ブランドの中国越境EC進出・販売支援サービス「Japan MD center」の1年間の活動実績を報告する「Japan MD center annual conference」を開催しました。イベントには、ベビー・マタニティ、化粧品、健康食品、トイレタリー、食品などの分野から275名が参加し、出店企業を代表してサントリー、アシックス、ストライプインターナショナル、コーセーが取り組み事例を紹介しました。


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アリババグループの2017年4月から2018年4月における流通総額は7,680億米ドルに達し、モバイルの月間アクティブユーザーは6.17億人を突破しています。日本ブランドに対する中国の消費者からの人気も根強く、2017年4月から2018年4月のTmall Globalにおける流通総額の国別ランキングで日本が1位を獲得し、日本ブランドの流通総額の昨対比は122%増の成長を見せ、アリババグループとしても日本市場を重要な市場と捉えています。

「Japan MD center annual conference」にアリババグループCEOが登壇し、アリババグループの最新の戦略、「ニューリテール」および「Great Import Center」について解説しました。

●アリババグループCEO ダニエル・チャンのコメント
『インターネット技術の発展と共に、すべてのユーザーはインターネットユーザーになっていき、すべてのビジネスでデジタル化が進み、ビッグデータドリブンになっています。企業は消費者のインサイトを活用して、デザイン・生産・サプライチェーンの効率化を推進しています。アリババが掲げるニューリテールのソリューションを当社のデジタルプラットフォームを通じて、ブランド企業にオンラインとオフラインを融合したすべてのチャネルを提供し、グローバルブランドをサポートし、中国での消費トレンドでビジネスチャンスを掴んでもらい、消費者の認知度を高め、良いブランドをつくり、売上向上に貢献してまいります。』

アリババグループは2018年3月21日に「Great Import Center」戦略を打ち出し、グローバルブランドとの提携を強化していくことを発表しました。アリババグループは「Great Import Center」を通じて、海外ブランド製品を中国市場に輸入し、Tmallはもちろん、デジタル化されたスーパーの盒馬や大潤発、商業施設の銀泰百貨、小売店向けの入荷・在庫管理ソリューション「LST」にも展開し、海外商品の販路拡大に繋げていきます。

「ニューリテール戦略」は、アリババグループが2017年より提唱する、新しい消費体験です。オンラインとオフラインを融合し、アリババグループが保有するデータやテクノロジーを活用することで、在庫管理や物流、販売形態、ユーザーの消費体験を再構築するものです。

2018年4月20日にはTmall Globalのオフラインストアを展開しました。Tmall Globalで販売する保税区の商品を展示しており、ユーザーは店舗にて商品を体験することが可能です。商品ごとに設定されたQRコードを読み取ることで、その商品を、ECを通じて購入可能で、保税区から自宅まで直接配送されます。海外ブランドにとって、製品を消費者に体験してもらえる貴重な場所であり、ブランドの認知向上にも繋がります。

日本企業も、「ニューリテール戦略」に取り組んでおり、2018年にユニ・チャームのオムツブランド「ムーニー」がTmallと提携し、杭州の銀泰百貨店で「Tmallスマートベビールーム」を展開しました。ニューリテールの技術と設備を利用することで、日本の高品質な製品や育児方法を中国の消費者に伝える取り組みです。

●アリババ株式会社 代表取締役社長CEO 香山誠のコメント
我々はニューリテール戦略に基づき、オンラインとオフラインを融合することで販売チャネルを拡大するだけでなく、そのビッグデータから得られる消費者のインサイトを分析し、顧客企業と消費者の効率的なタッチポイントを創出します。
積極的にデータの活用に取り組む日本企業では、昨年より中国の消費者の訪日時に得られた自社商品の購入履歴などのデータと、中国で展開する自社店舗でのデータなどを組みあわせて活用することで、消費者のニーズを発掘し、市場でのサービス向上につなげていきました。我々はこれらのデータテクノロジーを駆使した包括的なサービスをワンストップで提供する長期的なパートナーとして、引き続き日本の企業を支援してまいります。


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また同日、ストライプインターナショナルはアリババジャパンと戦略的パートナーとして協業することで合意しました。2018年6月より、ストライプチャイナでアリババクラウドを導入し、ニューリテール分野での提携強化を図ります。さらに未進出ブランドの越境EC展開、日本の実店舗へのアリペイ導入を進めることで、ストライプグループのさらなる発展を図ります。

■アリババグループについて
アリババグループは、「世界中の人々が、簡単にオンラインでの取引を実現できるサービス」を提供することをミッションとしています。流通総額においてアリババグループは世界最大のオンラインモバイルコマースカンパニーです。アリババグループは1999年に設立され、テクノロジーインフラやマーケティングを事業者たちに提供し、インターネットを通じてオンラインでの地位 を確立し、数億人もの消費者や事業者との商取引を実現します。


■アリババ株式会社について
アリババ株式会社(アリババジャパン)は、日本企業の海外市場開拓の支援を通じて、地域経済・日本経済の活性化をはかるため、2008年にソフトバンクグループ株式会社と、中国のアリババグループの合弁により設立されました。BtoB プラットフォームAlibaba.comへの出展支援, 中国BtoCプラットフォーム天猫(Tmall), 天猫国際(Tmall Global)への出店支援、Japan MD centerを通じた中国、アジア地域への販売支援サービスを提供しています。
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