AsiaNet 73814
メナリニ・リチェルケがASCO-米国癌治療学会2018 においてMEN1309/OBT076初となるヒト対象の臨床試験、CD205-シャトルの研究デザインを発表
ポメチア(イタリア)、2018年6月1日/PRニュースワイヤー/ --
メナリニ・グループ(Menarini Group)のメナリニ・リチェルケ(Menarini Ricerche)は、ASCO-米国癌治療学会2018(ASCO Annual Meeting 2018)において、転移性充実性腫瘍と非ホジキンリンパ腫(NHL)の治療に向けて研究されている抗体薬物複合体(ADC)のMEN1309/OBT076を評価する初のヒトを対象とした多施設共同臨床研究、CD205-シャトル(CD205-Shuttle)の研究デザインを発表します。
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MEN1309/OBT076は、開裂可能なリンカーを用いて強力な細胞毒性メイタンシノイドに結合した、オクスフォード・バイオセラピューティクス(OBT:Oxford BioTherapeutics)と共同開発中の完全ヒト化IgG1モノクローナル抗体です。ADCは、いくつかの充実性腫瘍およびNHLで過剰発現するI型膜貫通糖タンパク質CD205/Ly75を対象としています。
用量漸増研究の革新的デザインに焦点を合わせたポスター「CD205-シャトルの研究:充実性腫瘍とNHLのCD205を標的とするADC、MEN1309/OBT076の初となるヒト対象臨床試験(A first-in-human trial of MEN1309/OBT076 an ADC targeting CD205 in solid tumor and NHL)」が、2018年6月4日8:00AM-11:30AMまでイリノイ州シカゴのマコーミックプレイス・コンベンションセンター(McCormick Place Convention Center)において抄録No. TPS2606「発展的治療学-臨床薬理学と実験治療学(Developmental Therapeutics-Clinical Pharmacology and Experimental Therapeutics)」のセッションで発表されます。
CD205-シャトルの研究はイタリア、スペイン、ベルギー、英国にあるヨーロッパの主な腫瘍センターで行われています。これまでに5つの容量レベルの研究がされており、現在レベル6を評価中です。
メナリニ・グループ(Menarini Group)について
メナリニ・グループはフィレンツェに本社を置き、世界136カ国で1万7000人の従業員を擁しています。メナリニは売上高36億ユーロで、今日、欧州の5345社中の13位、世界で2万1587社中の35位です(ソース: IQVIA)。6つの研究開発(R&D)センターを持ち、心臓病、胃腸病、呼吸器障害、感染症、糖尿病、炎症、鎮痛などほとんどの重要な治療分野に対応する製品があります。製品はイタリア内外の16の生産施設で毎年、5億8300万箱が製造され、5大陸で販売されています。メナリニはその医薬品を通じて、世界中の患者の健康のために、継続的に最高品質水準で貢献しています。
メナリニ・リチェルケ(Menarini Group)は常に2つの戦略目標を追求してきました。研究と国際化であり、腫瘍学の研究・開発に強くコミットしています。このような腫瘍学へのコミットメントの一環として、メナリニは4種の新たな治験用の腫瘍治療薬を開発しています。2種は生物製剤で、抗CD157抗体MEN1112と毒素複合の抗CD205抗体MEN1309です。さらに、メナリニは最近、多様な血液腫瘍、固形腫瘍の治療のため臨床開発中の腫瘍薬候補に2種の微量分子を加えました:デュアルPIM・FLT3キナーゼ阻害剤1703とPI3K阻害剤MEN1611です。
詳しくは、 (リンク ») をご覧ください。
ソース: メナリニ・リチェルケ(Menarini Ricerche)
(日本語リリース:クライアント提供)
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