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【ソウル(韓国)2018年7月17日PR Newswire=共同通信JBN】Shinil Groupは15日午前9時48分、同社はこのほど、113年前に韓国の鬱陵島近くで沈没したロシア装甲巡洋艦「ドミトリー・ドンスコイ」を発見したと発表した。鬱陵島から1.3キロの北緯37度29.2分、東経130度56.3分の水深434メートルの地点で「ドンスコイ」の船尾が最初に発見された。1885年にバルト海を去ったロシア・バルチック艦隊の1級装甲巡洋艦「ドミトリー・ドンスコイ」は20年間海洋を航行し、最強のロシア艦隊であるバルチック艦隊は1905年5月に日本海海戦(対馬沖海戦)に遭遇し、同艦隊の38隻と日本軍艦89隻が戦った。5800トンの装甲巡洋艦「ドミトリー・ドンスコイ」はバルト海から出発した38隻のバルチック艦隊主力艦の1つだった。
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写真説明:ロシアの1級装甲巡洋艦「ドミトリー・ドンスコイ」
「ドンスコイ」は113年後に鬱陵島沖で発見された。
「ドンスコイ」発掘を準備してきたShinil Group探査チームは「7月14日、推定沈没海域でNuytco (Canada)'s DeepWorkerの2隻の船を発見し、その船は「ドンスコイ」の航行計画と100%同じだった」。そこで15日午前9時48分に再探査が行われ、同チームはついに「ドンスコイ」を発見し、船尾を撮影、「『ドンスコイ』と確認された」。
船尾の明確な鋭さに加え、203ミリ砲、152ミリ長距離砲、多数の機関銃、複数の錨、2本の煙突、3本のマスト、木製甲板、装甲があった。巡洋艦「ドミトリー・ドンスコイ」であることが完全に確認された。
船尾は水深380メートル、船首は同430メートルにあり、「ドンスコイ」の艦底は海底から約40度の傾斜にある。船尾の3分の1は砲撃を受け、船体は大きく損傷している。半壊状態である。しかし木製船体の上部甲板はほぼ無傷だ。舷側装甲も保存状態が良く、錨、砲、機関銃の位置はそのままだ。さらに、3本のマストすべてと2本の煙突は破壊されており、舷側の一部には攻撃を受けた痕跡もあった。
Shinil Groupの探査チームは、韓国の海洋探査会社JD Engineering(リー・ウォンボク代表)の指揮下にある。英国の海洋探査専門家アラン、カナダの海洋探査会社Nuytcoのジェフリーおよび他の4人、およびShinil Groupの海洋探査コンサルタントのジン・ギョジュン氏(元Salvage & Rescue司令官)が昨年以来、「ドンスコイ」の探査を準備し、現在、成果を祝っている。
探査チームは7月14日と15日に撮影された「ドンスコイ」の画像と写真を密接に分析して比較し、17日に外部にデータをリリースする。さらに探査チームは、船尾で大量の鉄製の箱を見つけ、それらを保護するための措置を講じる予定である。今回の発見により、Shinil GroupはDonskoiiを発見した世界で唯一の企業であることが明確になった。
「Discovery of Donskoii」(「ドンスコイ」発見)ビデオはYoutube Videoの (リンク ») にアクセスを。
ソース:Shinil Group
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