「クラウドコンサルティング株式会社は、最年少の設立14か月目で株式会社エヌ・ティ・ティ・データとお取引させていただくこととなりました。」

クラウドコンサルティング株式会社 2018年07月30日

From ValuePress!

■2018年6月末 クラウドコンサルティング株式会社(所在地:東京都千代田区 代表取締役:岸仲篤史 従業員数:0名)は、株式会社エヌ・ティ・ティ・データ(所在地:東京都江東区 代表取締役社長:本間 洋 従業員数:単体10,139名、連結111,700名)とお取引させていただくこととなりました。

株式会社エヌ・ティ・ティ・データ様としては、設立2年未満で従業員数0名の企業と取引を行うのは、弊社が初めてとなりますので、精一杯貢献できるよう尽力させていただく所以でございます。
(引用:「SAP Freelance Jobs」News)
(リンク »)


[資料: (リンク ») ]


<ふざけてるように見えて、けっこーマジな会社です>

「まー、1人でデータさんに取引してくださいって豊洲に言いに行っても、フツーは相手にされないわけですから、たぶん光栄なことですよね~」

名誉さを理解してなさそうな口調で語るのは、どことなくヤンチャな雰囲気が印象的なクラウドコンサルティングの岸仲社長だ。


同社は、海外ではよく見かけるが、日本で初めてSAPに特化したフリーランス紹介サイト「SAP Freelance Jobs」の運営を手掛けているコンサルティング会社で、社名の由来は、正社員のコンサルタントが1人もいないので「クラウド」、外資系コンサルティングファームのようにシュっとした感じではないので、綴りは’大衆的’という意味の「crowd」を採用している、冗談か本気なのかよく分からない、シャレた名前の実力派ベンチャー企業だ。


<兄弟子E氏がNTTデータに挑戦するきっかけを与えてくれた>

クラウドコンサルティングがNTTデータと取引するきっかけを与えてくれたのは、岸仲社長がSAPジャパン時代にお世話になった1年先輩で、現在はNTTデータグループの戦略ファームでディレクターを務める兄弟子E氏の存在だという。


「詳細は控えますが、兄弟子のE氏と食事してる時に『岸仲くん、データさんとの取引に挑戦できるようにしといたから』」とおっしゃられて、そのときは何のことかあんまりわかってなかったのですが、気づいたらNTTデータのアライアンス担当の方から、口座開設書類を提出するようにと連絡がありました(笑)」

「知らないうちにリングに上がっていた感はあるのですが、けっこー自分の知らないところで色々決まっていることって多いんですよ。キャラなのかな。」


<取引先審査の突破>

1期目の決算が締まっていない状況で、NTTデータの取引審査担当者から過去2期分の決算書提出を要請された。


「そもそも決算書そのものがなかったので、焦りましたねー。1期目(前期)は着地見込みで出しましたが、前々期に弊社は存在自体がなかったので・・・。代わりに今期の損益計画を立案して提出しました。今期(2期目)はバックリ1.5億円超の売上高を見込んでます。経常利益は秘密です。」

「BSの与信面は、ダウンサイドリスクを徹底的にヘッジしている弊社のビジネスモデルの説明をしました。在庫(正社員コンサルタント)を持たず、固定費を可能な限り圧縮させているので、もしリーマンショックが起こったとしても、私がコンビニでバイトすれば固定費を賄えて、会社は倒産しないことを定量的に数字で証明しました。」


<2期目計画の根拠(パーヘッド売上高)>

無茶苦茶な理論=良質な非常識

今期(2期目)の目標は、1人のコンサルタントとして、どこまでいけるか挑戦すること。

彼らは年間5000万円ほど売上げるので、私1人で3倍の1.5億円を売れば、分かりやすく彼らより優秀であると証明できる。


「現場で名門の米系や欧州系戦略コンサルなどと仕事をご一緒する機会が多かったのですが、コンサルタントとして1 on1で勝負して負けている気はしなかったし、彼らが3人チームを組んでやっていることくらいのパフォーマンスは1人で充分に出せている自信がありました。

そこで、腕が良いという定性的な観点ではなく、売上高という分かりやすい定量的な観点で証明する必要があると思いました。ただし、パーヘッド(コンサルタント1人当たりの年間売上高)は、看板がなかったらどうしても単価が安くなるため圧倒的に不利になります。

そこで、岸仲以外をフルクラウド(全員外注)にしたら、単価は安くても人数分の工数が積みあがるので、必然的に岸仲のパーヘッドは上がり、名門ファーム所属のコンサルタントに勝てると考えました。」


取材時現在、クラウドコンサルティングの第一四半期(4~6月)売上実績は、通期計画どおりに推移しているとのこと。

社長1人の無名企業が巨像NTTデータと対等に戦っている様子は、計り知れないポテンシャルととてつもないエネルギーに満ち溢れていることはいうまでもない。


(ライター:加納 義孝)


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