オフィスネットワークの機密性と通信品質を保証する閉域網サービスの機能を拡充

富士ゼロックス株式会社

From: 共同通信PRワイヤー

2018-10-04 11:00

2018年10月4日

富士ゼロックス株式会社

オフィスネットワークの機密性と通信品質を保証する閉域網サービスの機能を拡充

セキュアなインターネット接続やIPoE接続サービスを追加
さまざまな業種・業務における閉域網の利活用を促進

富士フイルムグループの富士ゼロックス株式会社(本社: 東京都港区、社長: 玉井 光一)は、価値提供戦略「Smart Work Innovation」を具現化し、オフィスとクラウドを統合したセキュアなネットワーク環境を実現する閉域網サービス(注1)「Smart Cyber Security」の機能を拡充し、高いセキュリティー性を保ちながら、さまざまな業種や業務の特性にあわせたネットワーク構築を支援する3サービス(オプション)の提供を、本日開始します。

本サービスの導入により、これまで閉域ネットワークとして需要が高かった医療機関や金融業界はもとより、業務上インターネット接続が必要不可欠なあらゆる業種・業態、さらには、さまざまな利用シーンにおいて、高い機密性と安定した通信品質を特長とするSmart Cyber Securityを利用可能となります。また、IPoE方式(注2)の接続オプションにより、多拠点のお客様で利用シーンが多いテレビ会議システムや動画のような大容量コンテンツの利用においても安定した通信品質を維持し、テレワークの推進などの働き方改革を支えるインフラ構築を実現します。

近年、クラウドサービスの利用拡大によって個人情報や機密情報を含むデータ通信が日常化している一方で、ランサムウェアなどに代表される企業の脅威となるセキュリティーリスクも拡大しています。生産性の向上を促進する情報資産の有効活用はもとより、サイバー攻撃や情報漏洩などのセキュリティー対策の両立が求められています。

富士ゼロックスは、2002年から提供しているセキュア・ネットワーク・アウトソーシングサービス「beat」を通じ、セキュリティーに対するさまざまな課題やニーズを抽出および分析しており、Smart Cyber Securityにおいてもこれらの課題に対応しています。今後も、モバイル通信やIoT機器を安心して快適に活用できる環境など、日々進化する未知のマルウェア攻撃から情報資産を守る次世代セキュリティーサービスを順次提供する予定です。

【提供サービス概要】
①L3ベストエフォートアクセス(IPoEタイプ注2)
Smart Cyber Securityは、必要な帯域を確保するアクセス回線(ギャランティ型)や、低コストのアクセス回線(ベストエフォート型)を介して利用可能な閉域網サービスですが、本サービスの利用により、ベストエフォート型アクセス回線で採用する従来の接続方法(PPPoE方式)と比較し、より安定した通信環境を実現するIPoE方式の接続が可能となり、多様化・大容量化する拠点間のデータ通信およびクラウドサービス(注3)の利用を促進し、お客様の生産性向上を支援します。

②セキュアゲートウェイサービス(vUTM注4)
Smart Cyber Securityからインターネットへセキュアな接続を可能とするサービスで、インターネットを含めないことで高い機密性を保持する閉域網の利点と、ASP(Application Service Provider)やSaaS(Software as a Service)などインターネットを経由するサービスのセキュアな利用環境の両立を実現します。さらに、ファイアウォールやURLフィルタ、不正アクセス防止システムなどの複数のセキュリティー機能をクラウド上で提供するため、IT投資のコスト削減と管理者の負担を軽減します。

③音声通信優先制御オプション(注5)
回線の契約帯域を越えるトラフィックが集中した際にも、安定したIP電話環境を優先して維持するため、リアルタイムデータの通信を必要とする他拠点とのコミュニケーションをはじめ、リモートワークやテレワークに必要なインフラ環境づくりを支援します。

注1: 拠点間を結ぶVPN(Virtual Private Network)のうち、通信事業者が提供するIP網を利用する「IP-VPN(閉域網)」に分類され、ネットワーク内にインターネットを含めないことで、高いセキュリティー性を保つことを特徴とする。
注2: IP over Ethernet: PPPoEタイプと比較して収容効率の高い設備構成を実現したことで、安定性を向上したベストエフォート型のアクセス回線。
注3: Smart Cyber Security(閉域網)は、Amazon Web Services、Microsoft Azure、Office365の3つのクラウドサービスとのダイレクト接続が可能。
注4:  virtual Unified Threat Management:クラウドサービスとして提供する複数のセキュリティー機能を1台に統合した装置。
注5: ギャランティ型アクセス回線専用のオプション。

「Smart Cyber Security」について、詳しくは、下記URLをご参照ください。
(リンク »)

本プレスリリースは発表元企業よりご投稿いただいた情報を掲載しております。
お問い合わせにつきましては発表元企業までお願いいたします。

【企業の皆様へ】企業情報を掲載・登録するには?

御社の企業情報・プレスリリース・イベント情報・製品情報などを登録するには、企業情報センターサービスへのお申し込みをいただく必要がございます。詳しくは以下のページをご覧ください。

ZDNET Japan クイックポール

注目している大規模言語モデル(LLM)を教えてください

NEWSLETTERS

エンタープライズ・コンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]