ミツイワ株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役:羅本礼二、以下ミツイワ)は本日、米国のイベント・ドリブン型アプリケーション開発プラットフォームを提供するVAINTIQ Inc.(本社:米国カリフォルニア州、CEO:Marty Sprinzen、以下VANTIQ)とIoTビジネスおいて、業務資本提携を締結したことを発表しました。これにより、短期間かつスモールスタートでのIoT導入と、充実した開発・運用の支援体制を確立でき、日本企業におけるIoT導入を強力に支援します。同社はVANTIQのプラットフォームを活用した新サービスも本日より提供開始し、IoTビジネスの拡大を目指します。
・背景と市場の課題
成長著しいIoT市場では、IoTデバイスが2020年までに約400億(*)まで達すると予測されています。これらのデバイスから取得できる膨大な量のデータを、実際のビジネスで活用するために必要なアプリケーション開発は、従来型開発手法では複雑で多大な工数が発生します。日本ではデータ取得後にビジネス活用の可能性を探る場合が多く、IoTビジネスへの投資対効果の不確実性が、取り組みの障壁となっていました。
*総務省 平成30年度情報通信白書より
・両社の提携で日本企業のIoTへの取り組みを容易に
VANTIQが提供するIoTデバイスからのイベントデータを非同期かつリアルタイムで処理可能なプラットフォームは柔軟で拡張性が高く、短期間でのアプリケーション開発や容易に運用できる環境を提供します。ミツイワは、これまでのICT、デバイス、ネットワークから工場内部までに渡る幅広い分野で培った経験と知識により、同社のプラットフォームVANTIQを活用したIoTソリューションのサポートと教育支援体制を構築します。両社の提携により、企業はIoTビジネスに向けてのPoC環境をこれまでより短期間で構築することができるようになるため、低コストでのスモールスタートが可能となるだけでなく、柔軟なアーキテクチャにより段階的な拡張も可能になります。これまで投資対効果の面で取り組みを躊躇していた企業も、より容易に参入できるようになります。
VANTIQの創業者兼CEOのMarty Sprinzen氏は次のようにコメントしています。
「ミツイワが、次世代デジタルアプリケーション構築のプラットフォームとしてVANTIQを選んでいただき大変嬉しく思います。ミツイワのプロフェッショナルなサービスにより、VANTIQアプリケーションは日本産業のリアルタイム化、デジタルトランスフォーメーションを急速に進めることができると期待しています。」
ミツイワの代表取締役社長、羅本はVANTIQとの提携について次のように述べています。
「VANTIQは、当社のIoTソリューションを進化させ、お客様のさまざまなニーズに迅速かつ柔軟に対応するために欠かせないパートナーです。そして今回の提携は、日本におけるIoTのビジネスシーンを大きく変えるものだと確信しています。VANTIQのプラットフォームは短期間でのIoTアプリケーション構築のみならず、多種多様なイベントのデジタル化を高速処理し情報伝達するため、お客様はより迅速にビジネスの意思決定を行うことができます。当社は、IoTへの取り組みの障壁を取払い、お客様のご要望にお応えできるIoT導入・活用のご支援に尽力していきます。」
ミツイワが提供するIoTビジネスソリューションの詳細は下記でご覧いただけます。
(リンク »)
ミツイワは、10月9日(火)〜11日(木)に米国カリフォルニア州サンフランシスコで開催された「VANTIQ グローバルパートナーサミット( (リンク ») )」に登壇し、今回の提携内容について発表を行いました。また、アドソル日進株式会社が2015年より毎年開催している「IoT時代のセキュリティフォーラム」( (リンク ») )が本日開催され、ミツイワは協賛企業として参加し、VANTIQを使ったソリューションについて展示、概要説明を行います。
・VANTIQについて
米国シリコンバレーに本拠地を置くリアルタイム・アプリケーション・プラットフォームを提供するIT企業。同社が提供するアプリケーション開発プラットフォームは、ユーザーがIoT、コネクテッド製品、ソーシャル、エンタープライズ記録システムや人々からのデータストリームで駆動するリアルタイム・エンタープライズ・アプリケーションの開発、導入、実行を可能にします。2017年7月に日本市場に参入、詳しくは (リンク ») をご覧ください。
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