コントロール・リスクス:米中間の貿易面での亀裂が2019年の新たな世界秩序を予告

Control Risks

From: 共同通信PRワイヤー

2018-12-11 09:29

コントロール・リスクス:米中間の貿易面での亀裂が2019年の新たな世界秩序を予告

AsiaNet 76671 (2288)

【ロンドン2018年12月11日PR Newswire=共同通信JBN】グローバルリスクに特化したコンサルティング企業のコントロール・リスクスは、米国の中国封じ込め政策が2019年の新たな世界秩序の主柱として出現しようとしていると指摘した。

(Photo: (リンク ») )

この予測はコントロール・リスクスが11日発表した、世界中のビジネス指導層や政策立案者向け年次政治・セキュリティーリスク予測RiskMapで明らかにされた。

コントロール・リスクスのリチャード・フェニング最高経営責任者(CEO)は「貿易戦争として始まった状況は2019年には一層硬化し、最終的にはより恒久的なものとなろう。貿易をめぐる米中対立は、地政学を定義する原動力となるだろう」と語った。

フェニング氏は「この敵対的関係は、中国と米国におけるビジネスのためだけの日常を複雑化するのではない。この対決を取り巻く広範な軌道にある企業は政治的、経済的影響を感じることになる」と付け加えた。

▽2019年のトップ5リスク
米中ダイナミックの評価はコントロール・リスクスの2019年のトップ5リスクの首位である。データガバナンスでの中国のダイナミクスと中間選挙後の米政治における米国のダイナミクスは、2019年予測の最上位層にある。

異常気象がビジネスに及ぼすリスクは、気候変動が初めてトップ5入りしたことを示している。

トップ5リスクの最後は、世界中で民族主義的政治が引き続き増大していることからグローバル化した企業が自らを次第に無国籍と認識するとの見通しである。

*米中間の貿易面での亀裂が新たな世界秩序を予告
貿易をめぐる米中対立は、2019年の地政学を定義する原動力となるだろう。この敵対的関係は、中国と米国におけるビジネスのためだけの日常を複雑化するのではない。この対決を取り巻く広範な軌道にある企業は政治的、経済的影響を感じることになる。貿易戦争として始まった状況は2019年には一層硬化し、最終的にはより恒久的なものとなろう。米国の「中国封じ込め」政策が2019年の新たな世界秩序の主柱の1つとなる可能性がある

*世界的なデータスイッチバックライド
データ規制の3つの領域の間の対立は2019年に国際的ビジネスに新たなレベルのリスクをもたらす。中国にとり、データは制御されるものである。欧州連合(EU)にとっては、データは保護されるものである。米国はデータを商業化するものとみている。一貫性のない執行とサイバーセキュリティー上の脅威の蔓延を背景に、これらの3つの領域内または領域間でデータを収集し、格納し、転送するという難題に対処しなくてはならない。

*米政治のグリドロック(行き詰まり状態)
米議会のグリドロック状態という欠陥はワシントンにおける政策立案を終わらせ、米国を下り坂の政治的不確実期に投げ込むだろう。下院で過半数を奪回した民主党はトランプ大統領を捜査のレンズの下に固定することを求めるだろう。共和党が多数を占める上院とホワイトハウスからの抵抗はビジネスにとっての一貫性のいかなる希望も打ち砕く。貿易政策には変化がないだろう。規制緩和のペースは鈍化するだろう。明瞭性と決意を必要とする世界的環境の下で外交政策は引き続き不安定でアンビバレントのままだろう。

*異常気象
2019年の最悪のビジネス・ディスラプションの一部はテロ攻撃からではなく、異常気象とその結果から来るだろう。暴風から洪水、干ばつ、そして森林火災に至るまで、生産、分配、販売、旅行が中断するコストは2019年に急上昇するだろう。昨年記録した気象関連の保険金請求額の過去最高は塗り替えられることが見込まれる。異常気象とそれがもたらすものはビジネスリスクとして最も重大だった。

*多国籍が無国籍に
グローバル化した企業は2019年に入り、皮肉なことに、無国籍となるリスクを抱える。世界中で民族主義的政治が引き続き増大しているからだ。公式、非公式の障壁が増えつつある。摩擦のない貿易が摩擦を開始し、サプライチェーンは後れを取り始めている。ビジネスリーダーは再調整し、この新たな現実に適応しなければならない。さもなければグローバルプレーヤーは最終的には、不確実な移行にある世界により手玉に取られて終わってしまうだろう。

▽新たな現実と新たな復元力
RiskMap 2019は、新たな世界秩序に向かう変革のさなかにある世界を説明している。ビジネスは生き残るための新たなタイプの復元力を発展させなければならなくなる。

コントロール・リスクスの上級パートナーであるスティーブ・ウィルフォード氏は「2019年の国際企業は戦後の自由主義コンセンサスを嘆き悲しむだろう。それが彼らにとり明らかに都合が良かったからだ」と語った。

ウィルフォード氏は「冷戦終結以来、多国籍企業は世界経済のシェアを大幅に増やし、現在は世界貿易を支配している。彼らはしばしば、伝統的な国民的連合を維持しているが、資産や従業員に関しては、圧倒的に無縁なものとしている。民族主義的政策は2019年にはこのモデルに強い圧力がかかるとみている」と付け加えた。

▽2019年における復元力のあるビジネスへの並外れた機会
国際事業やサプライチェーンを抱えるほとんどすべてのビジネスは2019年に、次の世界秩序への戦いでリングサイドに追い詰められていると感じるだろう。最大のプレーヤーは既にリング上におり、影響力とエキスポージャーで国々と肩を並べている。

コントロール・リスクスのダン・タウフィック社長は「『中国製造2025』の影響を受けた広範囲の世界的な産業部門から、米通商代表部との関係が振興から保護に変わった多数の国際的企業に至るまで、マクロ政治的対抗者に対しての協調防御を実行する必要性が今ほど現実的に感じられたことはない」と述べた。

タウフィック氏は「いかなる急激な変化に直面しても、2019年に並外れた機会は出現し、リスクテーキングは勇気あるものにとり極めて価値のあるものとなろう」と付け加えた。

RiskMap 2019ウェブサイトは2018年12月11日から利用可能となる。各国政治・セキュリティーリスク予測付きの世界地図は (リンク ») を参照。


【編集者注意】

▽コントロール・リスクスについて
コントロールリスクは、グローバルリスク・コンサルタントの専門家であり、絶え間なく変化するリスクの時代に、セキュアかつ柔軟で、復元力のある組織を構築するのをサポートする。専門分野、技術、地域を超えて働くことは、顧客の成功にとってリスクを取ることが不可欠であるという当社の考えに基づいている。われわれは、顧客にリソースを集中させ、野心的なグローバル組織で発生する問題や危機を解決するための準備が整っていることを確認するための知見を提供する。われわれは問題解決を超えて、機会を捉えて成長するために必要な知見とインテリジェンスを提供する。

(リンク »)

ソース:Control Risks



本プレスリリースは発表元企業よりご投稿いただいた情報を掲載しております。
お問い合わせにつきましては発表元企業までお願いいたします。

【企業の皆様へ】企業情報を掲載・登録するには?

御社の企業情報・プレスリリース・イベント情報・製品情報などを登録するには、企業情報センターサービスへのお申し込みをいただく必要がございます。詳しくは以下のページをご覧ください。

NEWSLETTERS

エンタープライズコンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]