(リンク ») (Nasdaq:ALTR)とDatawatch社(Nasdaq-CM:DWCH)は本日、AltairによるDatawatch社の買収を規定した最終的な合併合意の締結を発表しました。合意条件に基づき、Altairは1株あたり13.10米ドル、完全希薄化後の株主価値にして約1億7600米ドル相当を現金で支払います。本買収は両社の取締役会にて全会一致で承認されました。
Altairの創業者であり、会長兼CEOを務めるJames Scapaは、「Altairは、製品ライフサイクル全体でシミュレーション、データサイエンス、最適化を利用することにより、製品設計と意思決定を変革することを目指しています。Datawatch社を迎え入れることで、このビジョンに沿った強力な提案ができるようになるはずです。製品の向上、販売の効率化、運用性能の最適化を実現するためには、シミュレーションテクノロジーと、リアルタイム / 履歴センサーデータの機械学習テクノロジーを融合させることが不可欠であると考えています。Datawatch社は、優れたチームワークにより、クラス最高の製品を生み出しています。合併の完了を心待ちにしています」と述べています。
Altairは、以下を含む様々な理由から、Datawatch社の買収に魅力と必要性を感じています。
1. データ分析およびデータサイエンス市場は、Altairが長年シミュレーションに応用してきたテクノロジー(ハイパフォーマンスコンピューティングや可視化など)の活用を目指して、急速に進化しています。
2. データ準備、データ予測、リアルタイムの大規模データ可視化などを含むDatawatch社のソリューションは、ほぼすべての企業および業界との関連性が非常に高く、広範に応用できます。
3. Altairはメーカー企業を中心に取り引きをしており、その顧客ベースへのDatawatch社製品のクロスセリングが大いに期待できます。また、Altairの実績あるライセンスモデルをDatawatch社のソリューションに適用することで、クロスセリングを促進できます。
4. Datawatch社はこれまで、金融サービスや資本市場セクターで強みを発揮してきました。Altairのライセンスモデルを通じて製品の利用を容易にすることで、こうした市場の常識を覆し、製品を普及させる確かな機会が存在します。また、これらの市場において、関連のAltair製品のクロスセリングも期待できます。
Datawatch社のCEOを務めるMichael Morrison氏は、「当社のチームはAltairに加わることを非常に楽しみにしています。他とは一線を画した独自のソフトウェアテクノロジーを開発し、様々な産業に提供してきたAltairの長年の成功体験から何が得られるか、今から期待が膨らみます。社風も非常によく合致していると感じています。Altairのビジョンの核の1つとして、当社の先進的なソリューションを引き続き進化させていくことを期待しています」と述べています。
買収条件は英文 (リンク ») をご参照ください。
お問い合わせにつきましては発表元企業までお願いいたします。