『Brand Finance Global 500 2019』を発表-フェラーリがWorld's Strongest Brandに

ブランドファイナンス

From: 共同通信PRワイヤー

2019-01-23 11:08

2019年1月22日

ブランドファイナンス

世界のブランド力ランキングでフェラーリがWorld’s Strongest Brandとしてポールポジションを奪取

独立系ブランド価値評価機関と戦略コンサルティング会社の世界的リーダーであるブランドファイナンスは、この度、Brand Finance Global 500 2019 (リンク ») を発表しました。併せて、1月22日(火)17:00(現地時間)より世界経済フォーラム(ダボス会議)内で本レポートに関するパネルディスカッション (リンク ») を開催します。

この中で、イタリア製スーパーカー製造会社である、フェラーリがWorld’s Strongest Brandとしてその栄冠を勝ち取りました。フェラーリの Brand Strength Index (BSI) スコアは100点満点中、昨年の91.5から94.8に躍進し、マクドナルド(米)、コカ・コーラ(米)、レゴ(デンマーク)やディズニー(米)等の結果を超えました。アイコニックな自動車ブランドがこの地位を奪回したのは、実に2014年以来の快挙となります。

ブランドファイナンスは、相対的なブランド力を計測する上で、バランススコアカードを用いてマーケティング投資、関連当事者エクイティやビジネスパフォーマンスなどを測定します。それらの数値によると、Brand Finance Global 500 2019 rankingにおいてブランド評価がAAA+となった、わずか14ブランドの中でフェラーリが最強のブランド力を示しました。

上位結果をもたらした日系ブランド:
トヨタ自動車は、Brand Finance Global 500 2019においてブランド価値が昨対比20%増の523億ドルとなり、最も上位にランクした日系ブランドとなりました。ヨーロッパ、アジア、中南米における好調な売上が収益増に貢献しました。また、最先端のコネクテッドカー(IoT)技術により、2020年までにはほぼ全て新車にオンボード通信装置を標準装備することが計画されています。2010年には、アクセルペダル問題による風評被害を経験しましたが、その後、長期にわたりブランド改善を見せました。その後9年が経過し、主要ステークホルダーからの信頼も回復し、同社の豊田 章男代表取締役社長は Brand Finance Brand Guardianship Index (リンク ») において、世界で最もブランド影響力のあるCEOとして2位にランクインしました。

日系ブランドにおいてブランド価値伸長率一位となったのは、ユニクロで、昨対比48%伸長し、120億ドルとなりました。地球環境に優しく、機能性に富んだ製品により、同社は「ファスト・ファッション」ビジネスモデルにおいて他の小売業を凌駕しています。代表的なハイテク素材と適切な価格設定、並びに強固な顧客基盤からも将来のブランド収益の見通しは明るいといえます。また、ユニクロは、プロテニスプレーヤーの ロジャー・フェデラー選手の起用でも成功したことが伺えるブランドです。

セブン-イレブンは Brand Finance Global 500にランクインした日系ブランドの中では、AAAとして評価され、100点満点中 85.9点を獲得し、ブランド力第1位となりました。同ブランドは日本国内に加えて、アジア、北米、オーストラリア、北欧でも展開しており、2018年9月には北米市場にて試験的に 7-Eleven NOWを導入し、Apple Pay や Google Payによる支払いも可能なスマートフォンを使ったオンデマンドオーダーサービスを開始しました。セブン-イレブンは、このようなイノベーションの活用によりコンビニ業界での確固たる地位を保っています。

Brand Finance Global 500について
ブランドファイナンスは、ブランド価値評価と戦略コンサルタント業界のリーダーとして、毎年、世界のトップブランドに関する評価を行っています。年次レポートである、Brand Finance Global 500 reportで世界のブランドベスト500社を発表しています。
世界中の各業界の最も価値の高いブランドに関するレポートであるBrand Finance Global 500の2019年版は、1月22日(火)にスイス・ダボスにて開催されている世界経済フォーラム(ダボス会議)内で発表されます。 ブランドファイナンスは、世界的に認知されているブランド価値評価のスタンダードであるISO 10668 が制定される過程に参画し、最近では、 ISO 20671も承認しました。ブランドファイナンス がここに公表する成績表とレポート(league tables and reports)の為に集められたデータは報道用途として提供されるものであり、あらゆる商業目的や技術的な目的の利用には、同社の書面による許諾が必要です。

ブランドファイナンスについて 
ブランドファイナンスは世界20カ国に拠点を有する、最大級の独立系ブランド価値評価、並びにブランド戦略系のコンサルティング会社です。ブランドファイナンス はブランドの財務価値を定量化することで、マーケティングとファイナンスの乖離を埋めています。また、ブランドファイナンスは、ブランドオーナーと投資家がブランド価値と事業価値の最大化を目指す上で、正しい判断へと導くべく、同社の戦略、ブランドマーケット調査、ヴィジュアルアイデンティティ、ファイナンス、税務、知財などの知見を提供しています。



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