発表者:
石濵嵩博(株式会社ナナメウエ 代表取締役)
矢谷浩司(東京大学 大学院工学系研究科電気系工学専攻 准教授)
発表のポイント:
◆株式会社ナナメウエ(本社 東京都港区赤坂 代表取締役 石濵嵩博)及び、東京大学大学院工学系研究科電気系工学専攻矢谷研究室(インタラクティブ・インテリジェント・システム・ラボ)は共同でインターネットコミュニティにおける18歳未満のユーザーに関するトラブルリスクを軽減させるためのインターフェイスの研究を開始
◆若年層(中学・高校生)におけるスマートフォンやモバイルアプリの普及に伴い、これらのユーザー間で発生するトラブルが増加・複雑化
◆本研究では、若年層のユーザーが自分自身で「防護策」を持つことと共に、インターネットコミュニティの運営側が情報漏洩や不適切なやり取りにおけるトラブルの防止に繋がるインターフェイスを開発・設置・評価
株式会社ナナメウエ(本社 東京都港区赤坂 代表取締役 石濵嵩博) 及び東京大学大学院工学系研究科電気系工学専攻矢谷研究室(インタラクティブ・インテリジェント・システム・ラボ)は共同で、インターネットコミュニティにおける18歳未満のユーザーに関するトラブルリスクを軽減させるためのインターフェイスに関する研究を開始することを2019年1月21日に発表しました。
若年層(中学・高校生)におけるスマートフォンやモバイルアプリの普及に伴い、これらのユーザー間で発生するトラブルが増加・複雑化しています。若年層ユーザーにとってインターネットコミュニティへの参加は重要なコミュニケーションの手段になっており、トラブルの回避のため、インターネットコミュニティに参加しない、コミュニティツールを使用しないという選択肢は人間関係の喪失に繋がりかねません。解決策としては、若年層のユーザーが自分自身で「防護策」を持つことと共に、インターネットコミュニティの運営側が情報漏洩や不適切なやり取りにおけるトラブルの防止に繋がるインターフェイスを開発・設置・評価する必要があります。
株式会社ナナメウエが提供するコミュニティアプリ「ひま部」のユーザーデータを元に、ユーザーインタビュー、利用者サーベイの結果を用いて、18歳未満のユーザーのトラブル防止につながるインターフェイスの開発・設置・評価を共同で行います。株式会社ナナメウエは青少年ネット利用環境整備協議会の一員として、同協議会の活動内容である、児童被害防止およびインターネット利用環境の整備に関する研究と実践に取り組んでいます。
東京大学大学院工学系研究科電気系工学専攻 矢谷研究室(インタラクティブ・インテリジェント・システム・ラボ)は、ヒューマン・コンピュータ・インタラクションやユビキタス・コンピューティングに関する様々な研究を行っております。人間の動作や行動を理解するセンシング技術、携帯電話での新しいアプリやインターフェイス、障碍を持つユーザー向けのインターフェイスなど、幅広い研究を行い、設計、実装、評価する知的なインタラクティブシステムによって人々の知的活動・健康的生活を支援し、人々のQOL(quality of life)を向上させることをミッションとしております。
株式会社ナナメウエでは「すべての人に居場所を作り、世界から孤独を無くす」を実現するために、ソーシャルネットワークの安全性向上のための研究、及びソーシャルネットワークと幸福についての研究を各機関と共同で今後も行ってまいります。
ナナメウエのホームページ
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東京大学大学院工学系研究科によるプレスリリース
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〈本件に関するお問い合わせ先〉
株式会社ナナメウエ
代表取締役 石濵 嵩博(イシハマ タカヒロ)
〒107-0052 東京都港区赤坂8-12-14 UIW乃木坂3F
Tel: 03-6721-1076
E-mail:info@nanameue.jp
東京大学 大学院工学系研究科 電気系工学専攻
准教授 矢谷 浩司(ヤタニ コウジ)
〒113-8656 東京都文京区本郷7-3-1
Tel: 03-5841-6796
E-mail:koji@iis-lab.org
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