Union Bancaire Privee、純利益は2億240万スイスフラン、純資産流入は5%強と発表

Union Bancaire Privee, UBP

From: 共同通信PRワイヤー

2019-01-30 19:07

Union Bancaire Privee、純利益は2億240万スイスフラン、純資産流入は5%強と発表

AsiaNet 77133 (0105)

【ジュネーブ2019年1月30日PR Newswire=共同通信JBN】
*UBPの2018年全体の純利益は2億240万スイスフラン(買収に関連する経常外費用を除くと2億940万スイスフラン)、2017年は2億2040万スイスフランだった。
*純資産流入は73億スイスフランに達した(総資産の5.8%)。このうち47億スイスフランは新規資金の純流入で、26億スイスフランはACPIの統合によるもの。
*株式市場と外国為替市場は厳しい1年だったが、運用資産総額は1268億スイスフランと、2017年の1253億スイスフランから1.2%増加し、2018年を終えた。

▽強い流入とACPI買収が特徴の1年

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2018年末時点で純資産流入は合計73億スイスフランになった。このうち47億スイスフランは新規資金の純流入で、個人顧客と機関顧客が半分ずつ。またACPI買収によるものが26億スイスフランで、この買収は年末に完了した。こうした成長は株式市場と外国為替市場での逆境をはね返した。特にスイスフランが対ユーロで強含んだ(12億スイスフランのマイナス要因)。UBPの運用資産総額は1268億スイスフランと、前年比1.2%増加した。

収入は1.6%増の10億6000万スイスフラン。金利マージンは急上昇(8.2%上昇)し、仲介取引は(16%)減少した。下期に取引が落ち込んだためだが、これは管理・助言手数料の増加で相殺された。資産管理を委託したり、ファンドに置く顧客の割合は60%以上に増えた。

2018年の営業経費は6億9800万スイスフランになった(2017年は6億7310万スイスフラン)。コストは引き続き抑えられており(3.7%増)、増加分のほとんどは、ロンドンのACPI買収と、Banque Carnegie Luxembourgの買収(2019年1月末に終了する見込み)に伴う経常外費用(720万スイスフラン)、アジアと中東での新規採用によるものだった。さらにUBPはデジタルと情報通信(IT)分野でも多額の投資を実行した。とりわけITプラットフォームの構築・運用でIBMと提携した。

UBPは2018年に引当金を除く営業収入として2億5750万スイスフランを計上した(2017年は2億7120万スイスフラン)。純利益は前年の2億2040万スイスフランから2億240万スイスフランへと、8.2%の減益になった(経常外費用を除くと5.2%の減益)。収入に対する経費の比率は65.8%だった(2017年は64.4%)。

UBPのギ・ド・ピチョット最高経営責任者(CEO)は「市場が下落し、顧客の取引が目立って落ち込む中で、われわれは金融商品と資源への投資を続けた。ACPIとBanque Carnegieの買収で欧州で成長を伸ばせるし、アジアと中東での新チームの採用はこうした重要市場に前向きな姿勢の表れである。顧客は特別で革新的なソリューションを求めており、その期待に応えようとするわれわれのチームの努力によって、今年の強力な純流入が得られた」と述べた。

▽堅調なファンダメンタルズ

バランスシートは総額326億スイスフランで安定している(1年前は320億スイスフラン)。中核的自己資本(ティア1)比率は26.6%で、バーゼルIIIとスイス金融市場監査機構(FINMA)が求める最低基準を大きく上回る。

こうした慎重なバランスシート管理によって、UBPは業界で最高の資本を備え、最も強力な銀行になっている。そのことは最近、ムーディーズが同行に「Aa2」の長期預金格付けを与えたことに表れている。

このためUBPはスイスと世界全体でその発展を続けるのに必要な金融的手段を保持している。

財務状況の概略はここをクリック( (リンク ») )。

▽Union Bancaire Privee(UBP)について
UBPはスイスの大手プライベートバンクで、最上級の資本基盤を維持している。2018年12月31日時点のティア1比率は26.6%。UBPは個人および機関顧客向けの資産管理を専門とする。ジュネーブに本拠を置くUBPは、世界に20カ所以上の拠点を持ち、1781人の従業員を擁する。2018年12月31日時点の運用資産総額は1268億スイスフラン。

www.ubp.com

ソース:Union Bancaire Privee, UBP

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