大正大学
大正大学学生のサービスラーニング
お寺とコラボして、南三陸のチャリティーイベント
「すきだっちゃ南三陸」開催
−2019年2月16日(土)・17日(日) 東京 全學寺−
大正大学(学長:大塚伸夫、所在地:東京都豊島区)は2019年2月16日(土)・17日(日)に、全學寺(東京都 足立区)を舞台に、チャリティーイベント「すきだっちゃ南三陸」を開催します。全學寺は、「みんなの全學寺プロジェクト」という形で地道な社会活動を持続的におこなってきました。本イベントは、「サービスラーニングII―D(西巣鴨・滝野川・東北復興地域連携活動)」の授業を受講している学生と「みんなの全學寺プロジェクト」の共同企画です。
このイベントは、東日本大震災の被災地である宮城県南三陸町の「今」を学生の視点で伝えることを目的に開催します。より多くの魅力を感じていただくために、「自然の豊かさ」「人の暖かさ」「食のおいしさ」にも触れることができるプログラムを準備しました。南三陸を知っている方も知らない方も楽しめるイベントとなっています。
■はじめは写真展、そして「すきだっちゃ南三陸」へ
このイベントの前身は、「東京の学生がみた『南三陸』」の企画展。過去3回東京と南三陸で、学生が撮影した写真の展示を主要プログラムとして開催してきました(①第8回鴨台盆踊り@大正大学 ②南三陸町役場マチドマ ③第6回鴨台祭@大正大学)。
大正大学は仏教系大学で、「慈悲」や「共生」の仏教精神を持ち、地域と連携して社会に貢献する学生を輩出することを理念にしています。その理念のもと4回目となる今回は、お寺で開催する運びとなりました。それが、学生の思いをそのままタイトルにした企画「すきだっちゃ南三陸」です。過去3回は当事者のいる大正大学、南三陸での開催でしたが、今回は、あえて当事者がいない地域での実施。イベントに来る方々に南三陸に興味を持ってもらえるのか、この授業の活動や学生の思いは伝えられるのかを探ります。
■チャリティーイベント「すきだっちゃ南三陸」プログラム紹介
1・「東京の学生が見た『南三陸』写真展」(両日10:00~16:00)
南三陸を訪れた学生は何に心を動かされ何を感じたのか。
・学生が撮影した写真
・写真に対する学生の思い など
今回は過去に展示した写真に加えて、直近のフィールドワーク(2019年1月31日(木)~2月3日(日))の参加者から募集した写真も展示予定です。合計枚数は50枚以上。写真の数だけ南三陸の様々な魅力やそれぞれの学生の思いが込められています。
2・「ワークショップ」(両日10:00~16:00)
南三陸を知る学生だからこそできる!全學寺のつながりがあるからこそできる!そんな2つのワークショップを準備しました。
・「キリコ」を参考にした切り絵のワークショップ
・コースターづくり
キリコは南三陸の伝統的神棚飾り。その文化を学びながら、学生がデザインした模様を切り絵という形で体験できます。コースターづくりでは、来てくださった方々で南三陸をイメージしたコースターを作成予定。できあがったコースターは南三陸へ寄贈されます。
3・「無料食堂」(両日11:30~13:30)
南三陸の食材を使用した料理をご提供! 南三陸につながりを持つ学生、調理を担当していただく方々とつながりを持つ全學寺だからこそ実現した企画です。
・16日 わかめおにぎり・はっと汁
・17日 たまごサンド・ネギのポタージュ
ここで使用する食材のほとんどは南三陸産! はっと汁は主に東北地方に伝わる郷土料理。限定100食でなくなり次第終了です。
また、劇団「ごきげん一家」による南三陸の民話をもとにした演劇(16日)、カンタンな体を動かす教室、南三陸出身学生による語り部(両日)などの本堂で行われる企画も注目です。
今回のイベントは、これまで通り写真展を主要プログラムとしたうえで、さらに数多くのご協力のもと、様々なプログラムを企画することが実現しました。南三陸を訪れた学生だからこそできる企画、社会活動を行っているみんなの全學寺プロジェクトだからこそできるプログラムをぜひともお楽しみいただければと思います。
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