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【瀋陽(中国)2019年2月19日新華社=共同通信JBN】ちょうど今年の中国旧正月の間、全国の観光客が遼寧省、本渓市で氷と雪の祭りを楽しんだ。本渓市政府によると、同市は「寒気資源」を「熱気に満ちた経済」へと変貌させて「氷と炎の歌」を演奏し、北部の都市でよくある観光上の問題である「1年の半分は繫忙、もう半分は閑散」をうまく解決するため革新的な氷の経済を生み出した。
2019年2月13日、Huaxi Mu International Hot Spring ResortでBenxi Ice and Snow Carnivalが開催された。広東州、深セン市からの観光客、チェン・クファン氏と友人たちはスキー場で「完全武装」していた。チェン・クファン氏は「私たちはこの大雪のため特別にここに来た。この降雪は国際レベルだ」と述べた。
山東省、済南市から訪れた観光客は「温泉につかっているとき濡れた髪がすぐに凍るのはおもしろい」と述べた。Benxi Huaxi Mu International Hot Spring Resort業務担当支配人、ソン・チェンリン氏は、毎年冬になると多くの南部からの観光客がスキー、温泉浴、雪を楽しむためにこの地を訪れると述べた。特に毎年春節の間は、全客室が早期に満室となる。
近年、本渓市で温泉につかり、スキーをし、羊のスープを飲み、満州火鍋を食すことが流行している。独自の地質学的および生態学的資源を頼りに、本渓市は氷雪観光産業クラスターの開発を推進し、徐々に氷雪経済の多地点発展の状況を作り上げてきた。同市にはスキーと温泉を特徴としたリゾートが20カ所近くもある。
氷と雪の凍えるような世界は、凍って雪に覆われた土地を金銀の山へと変え、本渓市に新たな経済活力をもたらしている。2018年氷雪観光データによると、同市は約770万2000人の観光客を迎え、観光総収入は62億4000万中国元に達した。
本渓市党委員会のジャン・シャオリン書記は記者に向かって、同市が「氷雪と温泉」モデルを創設し、このモデルが全国の多数の観光客を引き寄せ、観光収入を大幅に増大させたと述べた。Huaxi Mu International Hot Spring Resortを例にすると、同リゾートは遠く離れた山村に高級温泉街を建設するため20億中国元以上投資し、これが農村部の活性化を推し進め、村民の収入と繁栄を増進させている。
ソース:Benxi Municipal Government
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(写真説明:遼寧省、本渓市の村民たちがWu She Huoという国家無形文化遺産プロジェクトを公演)
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