AsiaNet 77526 (0270)
【サンノゼ(米カリフォルニア州)2019年2月21日PR Newswire=共同通信JBN】
*Xilinx UltraScale+を使用した通信事業エッジ市場向け
インド国外を本拠とする大手ODMの1社VVDN Technologiesは、アダプティブおよびインテリジェント・コンピューティングのリーダーXilinxと提携し、MWC 2019でXilinx Virtex UltraScale+ FPGAを使用したIrya-SmartNICソリューションを公開した。Irya- SmartNIC(ハーフハイト・ハーフレングス)は、クラウドコネクテッド・インフラストラクチャーのダイナミックなワークロード向けの仮想スイッチング、セキュリティー、コンピュートなどの機能の加速に役立つ。これによって、通信データセンターおよび通信アプリケーションで使用されている従来のNICよりも性能と効率が大幅に向上する(最大10倍)。ロープロファイルで低電力消費のSmartNICは、無線L1(コーデック機能)およびL2(PDCP、GTPなど)オフロード、セキュリティー(IPSec、SSL、フロー識別)、カスタムオフロードなど、通信事業エッジの有線および無線クラウドアプリケーションにとって最適である。
(Logo: (リンク ») )
XilinxとVVDNは、このSmartNICを使った高性能オフロード機能のCOTSサーバーとの動作を成功裏に確立している。
主要機能は以下の通り。
*フォームファクター:シングルスロット・フォームファクターのハーフハイト・ハーフレングス(ロープロファイル・フォームファクター)
*メモリー:チャンネル当たり最大8GBの密度を備え、2400MTPSで動作する2つの72ビットDDR4メモリー
*サポートされるインターフェース:2つのQSFP28+、PCIeGen3.0 x16ホストインターフェース
*接続ポート:2つのQSFP28+
*言語:VHDL/Verilog、P4
*FPGAでの利用:Xilinx Virtex Ultrascale+ VU9PとVU7Pオプション
*リファレンスアプリケーション:OVSオフロード、SSLオフロード、パケットブローカーn/wアナライザー
VVDNの販売担当プレジデントであるプネート・アガルワル氏は「VVDNは次世代の通信事業データセンターでXilinxと提携できることを大変うれしく思う。Xilinxのテクノロジーに基づくIryaを発売することによって、VVDNは通信事業データセンターおよび通信事業エッジの市場に向けて飛躍的な前進を遂げ、CPU性能向上に挑み続ける。IryaはHHHLフォームファクターを備え、Xilinx Virtex UltraScale+デバイスを搭載したユニークなNICカードソリューションの1つである。VVDNはこれに加え、最終顧客が最終的なソリューション開発に使用できる多数のリファレンス設計を開発してきた。VVDNは最終顧客の要件に応えるため、リファレンス設計のカスタマイゼーションも提供する」と語った。
コミュニケーション・マーケティング担当バイスプレジデントであるファルハド・シャファイ氏は「シングルスロット・フォームファクターのハーフハイト、ハーフレングスを提供できることは、VVDNチームの優れた経験と技術を実証している」と語った。通信事業データセンター・アプリケーションには、この種のロープロファイル・フォームファクターSmartNICに対する市場の需要がある。
VVDNは、2019年2月25-28日にバルセロナで開催されるMobile World Congressのホール6、スタンド6M30でIrya- SmartNIC HHHLを展示する。
現時点で、ボードはサンプルである。価格および入手方法に関する詳しい情報は、marketing@vvdntech.com でVVDNマーケティングチームに問い合わせを。
▽報道関係問い合わせ先
Anushree Mittal
+91-961-990-3712
ソース:VVDN Technologies
お問い合わせにつきましては発表元企業までお願いいたします。