P2i、深センを拠点とする江蘇フェイヴァード・ナノテクノロジー有限公司(中国名:江蘇菲沃泰納米科技有限公司)に対して知的財産の窃盗による法的措置を開始
AsiaNet 77558
撥液ナノテクノロジーのグローバル・リーダーにとっては、説得力と確固たる主張がある有利な訴訟
2019年2月25日、英国アビングドン発 -- 撥液ナノテクノロジーのグローバル・リーダーであるP2iは、中国企業一社に対して知的財産の窃盗による法的措置を開始します。P2iは、同社が所有するナノコーティング技術の製造特許を江蘇フェイヴァード・ナノテクノロジー有限公司の深セン支店(フェイヴァード深セン)が侵害したと考えています。当該技術は多数の世界トップクラスの携帯電話メーカーでデバイスの防水加工用途に使用されています。
英国に本社を置くP2iにとっては、説得力と確固たる主張がある有利な訴訟です。同社は中国で特許を取得した特定のナノコーティング技術の工程および応用が中国国内において侵害されていると確信しており、フェイヴァード深センに対して当該工程とその応用に対する使用差し止めを強硬に要求しています。
英国に本拠地を構えるP2iはイノベーションを推進しており、世界各地のエレクトロニクス市場で活躍しています。アジア全域に事務所を持ち、その技術は世界5大陸70箇所以上の工場で採用されています。長年に渡り研究開発に多額の投資を行い、パルスプラズマ工程の開発で特許を取得しています。疎水性ナノコーティングを実現し、デバイス全体に高信頼性かつ最高水準の撥液性能を提供しています。急速に成長している市場で過去3年間に、携帯電話ユーザー10人のうち1人が液体の暴露により機材の修理や早期交換を伴う故障を経験しました。2011年以来、P2iは世界最大級のスマートフォン・メーカーやエレクトロニクス・メーカーの数憶個にのぼる電子機器をコーティングすることで、業界における実績を確固たるものにしてきました。
しかし、このほどP2iの特許技術とほぼ同じナノコーティング技術と工程がフェイヴァード深センによりP2iの承認を得ずに使用されていることを発見しました。フェイヴァード深センは当該技術を現在中国市場で販売されているハンドセットに使用しています。
P2iのスティーブン・クールソン最高科学責任者兼設立者は、「我が社は世界各地において160件以上の特許、出願中の特許と実用新案を有しており、長年に渡り研究開発に多額の投資を行って撥液ナノコーティング技術における世界有数の地位を確立しました。これらの法的措置を開始したことでお分かりのように、我が社は知的財産の侵害について真剣に取り組んでいます。」と述べています。
同氏は、「我が社には確固たる主張があり、この裁判はP2iにとって非常に有利だと考えます。法廷での評決が待ち遠しいですね。我が社の勝訴はフェイヴァード深センのみならず、現在フェイヴァード深センの技術を使用しているメーカーにも影響を与えるでしょう。我々は当該技術の使用が差し止められ、不正な使用が禁止され、該当するメーカーが多額の費用と混乱が発生すると想定しています。この事実が関係者に速やかに認知されることを願っています。」
中国法のもとでは、P2iは特許侵害を共謀した会社に損害賠償を請求する権利を有しています。この裁判は侵害が発見された広東省にて申し立てられます。クールソン博士は「我が社の知的財産に対する窃盗や侵害に対する法的措置については、当該事案を発見した法域において徹底的に追求します。」と付け加えました。
P2iについて
P2iは撥液ナノテクノロジーのグローバル・リーダーです。
2004年に設立されたP2iは、OEMにより製品に撥水性と耐水機能を持たせることで信頼性を向上させ、日常生活で起きる予想外の液体への暴露から製品を保護しています。
P2i は科学と工学の境界を押し広げて世界トップクラスのナノコーティング技術を提供することで市場に信頼性をもたらしています。
詳しくは、 (リンク ») は @P2iLabs ( (リンク ») )にお越しください。
(日本語リリース:クライアント提供)
お問い合わせにつきましては発表元企業までお願いいたします。