INC：カシューナッツ、従来の定説より低カロリーか―新たな科学的発見
AsiaNet 77626
スペイン、レウス2019年2月27日/PRNewswire/ --
USDA、ARS、およびベルツビル人間栄養学研究センター（Beltsville Human Nutrition Research Center）の研究者達が最近、カシューナッツに含まれるエネルギー量について、学術誌『Nutrients』で発表しました。 [1]
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18人の健康なボランティアが9週間にわたる治験に参加しました。参加者達は、管理された基本メニューにカシュー・ナッツ（毎日42g）を加えた食事、または同じメニューにカシューナッツ無しの食事を4週間の治験期間に亘ってとりました。研究で使用した食事サンプル、および18人の参加者の便や尿を各介入期間の最終週に採取し、タンパク質、脂質、そしてエネルギー量を分析しました。これらの結果によって、研究者達はカシューナッツが含む実際に消化可能なエネルギー量を確定することができました。
治験の結果によって、カシューナッツの実質的なエネルギー量（カロリー）は現在食品ラベルに表記してある、あるいは国民栄養データベース（National Nutrient Database for Standard Reference）を含む米国のデータベースで示される典型的な数値よりも、16%も低いことが分かりました。消費者へ正確なエネルギー量を伝えるためにも、これらの表記は訂正すべきです。現在報告されているエネルギー量は一食分163kcalですが、研究者達は、カシューナッツ一食分、28g（1oz）のカロリーは、137kclであることを発見しました。
一方で、最近『The American Journal of Clinical Nutrition』で発表されたもう一つの論文は、一日42gのカシューナッツを食べても、LDL（悪玉）コレステロール値は上がらない と結論づけましています。[2] この研究により、欧米の典型的な食事に毎日42gのカシューナッツを加えることで、 PCSKを減少させられることや、PCSK9濃度の低下が、血中の悪玉コントロール除去と関連することなども確認されました。
この研究は、世界カシュー評議会（The Global Cashew Council）および国際ナッツ・ドライフルーツ評議会（INC：International Nut and Dried Fruit Council）の支援を得て行われました。
1. Baer, D., & Novotny, J. (2019). Metabolizable Energy from Cashew Nuts is Less than that Predicted by Atwater Factors （カシューナッツの代謝可能エネルギーはアトウォーター係数の予測数値を下回る）. Nutrients, 11(1), 33.
2. Baer, D. J., & Novotny, J. A. (2019). Consumption of cashew nuts does not influence blood lipids or other markers of cardiovascular disease in humans: a randomized controlled trial （カシューナッツの摂取は人間の循環器疾患のマーカーである血中脂質その他に影響しない：ランダム化比較試験）. The American Journal of Clinical Nutrition, 109(2), 269-275.
INC 広報部、 press@nutfruit.org , 電話： +34-977-33-14-16
情報源： 国際ナッツ・ドライフルーツ評議会（INC：International Nut and Dried Fruit Council）
（日本語リリース：クライアント提供）
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スペイン、レウス2019年2月27日/PRNewswire/ --
USDA、ARS、およびベルツビル人間栄養学研究センター（Beltsville Human Nutrition Research Center）の研究者達が最近、カシューナッツに含まれるエネルギー量について、学術誌『Nutrients』で発表しました。 [1]
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18人の健康なボランティアが9週間にわたる治験に参加しました。参加者達は、管理された基本メニューにカシュー・ナッツ（毎日42g）を加えた食事、または同じメニューにカシューナッツ無しの食事を4週間の治験期間に亘ってとりました。研究で使用した食事サンプル、および18人の参加者の便や尿を各介入期間の最終週に採取し、タンパク質、脂質、そしてエネルギー量を分析しました。これらの結果によって、研究者達はカシューナッツが含む実際に消化可能なエネルギー量を確定することができました。
治験の結果によって、カシューナッツの実質的なエネルギー量（カロリー）は現在食品ラベルに表記してある、あるいは国民栄養データベース（National Nutrient Database for Standard Reference）を含む米国のデータベースで示される典型的な数値よりも、16%も低いことが分かりました。消費者へ正確なエネルギー量を伝えるためにも、これらの表記は訂正すべきです。現在報告されているエネルギー量は一食分163kcalですが、研究者達は、カシューナッツ一食分、28g（1oz）のカロリーは、137kclであることを発見しました。
一方で、最近『The American Journal of Clinical Nutrition』で発表されたもう一つの論文は、一日42gのカシューナッツを食べても、LDL（悪玉）コレステロール値は上がらない と結論づけましています。[2] この研究により、欧米の典型的な食事に毎日42gのカシューナッツを加えることで、 PCSKを減少させられることや、PCSK9濃度の低下が、血中の悪玉コントロール除去と関連することなども確認されました。
この研究は、世界カシュー評議会（The Global Cashew Council）および国際ナッツ・ドライフルーツ評議会（INC：International Nut and Dried Fruit Council）の支援を得て行われました。
1. Baer, D., & Novotny, J. (2019). Metabolizable Energy from Cashew Nuts is Less than that Predicted by Atwater Factors （カシューナッツの代謝可能エネルギーはアトウォーター係数の予測数値を下回る）. Nutrients, 11(1), 33.
2. Baer, D. J., & Novotny, J. A. (2019). Consumption of cashew nuts does not influence blood lipids or other markers of cardiovascular disease in humans: a randomized controlled trial （カシューナッツの摂取は人間の循環器疾患のマーカーである血中脂質その他に影響しない：ランダム化比較試験）. The American Journal of Clinical Nutrition, 109(2), 269-275.
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お問い合わせにつきましては発表元企業までお願いいたします。
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